忘れ貝



    ※タグの編集はログイン後行えます

    【この小説が収録されている参考書籍】
    忘れ貝
    (違う表紙に投票したい場合もこちらから)

    オスダメ平均点

    0.00pt (10max) / 0件

    0.00pt (10max) / 0件

    Amazon平均点

    5.00pt ( 5max) / 1件

    みんなの オススメpt
      自由に投票してください!!
    0pt
    サイト内ランク []-
    ミステリ成分 []
      この作品はミステリ?
      自由に投票してください!!

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    ←非ミステリ

    ミステリ→

    ↑現実的

    ↓幻想的

    初公開日(参考)2004年10月
    分類

    長編小説

    閲覧回数776回
    お気に入りにされた回数0
    読書済みに登録された回数0

    ■このページのURL

    ■報告関係
    ※気になる点がありましたらお知らせください。

    忘れ貝

    2004年10月31日 忘れ貝

    魂を揺さぶる静謐な哀しみ。震災で両親を亡くした少年との出会いが、家庭を失った女性の傷心を癒す。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

    忘れ貝の総合評価:10.00/10点レビュー 1件。-ランク


    ■スポンサードリンク


    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

    現在レビューがありません


    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.1:
    (5pt)

    その場から一歩を踏み出す

    この作家さんにしては珍しい、現代をモチーフにした作品で、
    テーマは「癒し」と言っていいと思う。
    私自身は「癒し」という言葉が好きではない。
    正確に言うと、今、世間で氾濫している「癒し」の使い方がいやなのだ。
    カワイイものやキレイなものを見たり聞いたりするだけで癒されるはずなんかない。
    それは一時的に慰められているだけで、しばらくすればまた痛みは戻ってくるのだから。

    しかし、この小説では、「癒し」について真っ向から取り組んでいる。
    「癒し」とは、自力で得なければならない「力」であって、
    その後押しになるものが、環境であったり、家族であったり、他人であったりする。
    「癒し」としてそれらが作用するかどうかは、本人がどう立ち上がって、
    その場から一歩を踏み出すかにかかっている。

    内容については触れられないが(できるだけ予備知識なしで読んでほしいと思った)、
    喪失感から立ち直れない人には、ひとつのきっかけを与えてくれる本だと思う。
    この小説のラスト、勉とその友人たちに後押しさせるように歩を進めた美奈子の姿が、
    自分自身の立ち直りのイメージとも重なる。
    また、そんな風に一歩を踏み出せたらいいと思った。

    こんな小説を書いてくれてありがとうございます。
    忘れ貝Amazon書評・レビュー:忘れ貝より
    4163235205



    その他、Amazon書評・レビューが 1件あります。
    Amazon書評・レビューを見る     


    スポンサードリンク