テロリストの荒野



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初公開日(参考)1987年09月
分類

長編小説

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テロリストの荒野 (ハヤカワ文庫NV)

1987年09月30日 テロリストの荒野 (ハヤカワ文庫NV)

ベルファストの朝のしじまを破って、1発に砲声が轟いた。IRAのマクナリーがロケット砲で治安判事ら3名を殺害したのだ。全ては計画通り運んだかに思えたが、英軍のフェリス中尉が逃走を目撃、その証言でマクナリーは治安当局に逮捕された。起訴されれば終身刑は必至。際限なきテロに倦み渡れた彼は、同情的なフェリス中尉に支えられ、全てを終らせる決意をする。IRA幹部の名を明かし、法廷で証言するのだ。だがIRAが裏切り者を見逃すわけはなかった!硝煙の街を舞台に、テロリストの孤独な戦いと、英軍将校との友情を描く力作サスペンス。 (「BOOK」データベースより)




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No.1:
(5pt)

北アイルランドを舞台とした作品のなかで、紛れもない最高傑作

主人公マクナリーは、かつては英雄だったが
半分はすでに大義を信じられなくなった独立闘争に疲れ、もう半分は刑務所に行きたくない一心で
『密告者』になると決めたテロリストである。

祖国や家族より保身を選びながら、
政府の護衛に「自分は自由なんだ!行きたいときに行きたいところにいけるんだ!」
などとうそぶくナイスな屑野郎っぷりを見せてくれる。

政府の保護を失えば小一時間で八つ裂きにされるにも関わらず。

対して、偶然マクナリーからの信頼を得たことから彼を証言台に縛り付けておく(筋金を入れる)役を任された
もう一人の主人公というべきフェリス中尉は理想を持った好人物として描かれており、むしろこっちに感情移入してしまう。

部下に慕われ、家族・恋人に恵まれ、じきに最も危険な任地アイルランド勤務も明けるという状況で
IRAからマクナリーの精神的急所として命を狙われるなか、それでもこの男の証言が戦争を終わらせると信じて
守り抜こうとするフェリス中尉がどうなるのか?

海外ミステリー、サスペンス好きには是非読んでもらいたい一冊です。
因みに私は、読後しばらく近衛が大嫌いになりました!
テロリストの荒野 (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:テロリストの荒野 (ハヤカワ文庫NV)より
4150404682



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