テロリストの荒野
- テロリスト (53)
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主人公マクナリーは、かつては英雄だったが 半分はすでに大義を信じられなくなった独立闘争に疲れ、もう半分は刑務所に行きたくない一心で 『密告者』になると決めたテロリストである。 祖国や家族より保身を選びながら、 政府の護衛に「自分は自由なんだ!行きたいときに行きたいところにいけるんだ!」 などとうそぶくナイスな屑野郎っぷりを見せてくれる。 政府の保護を失えば小一時間で八つ裂きにされるにも関わらず。 対して、偶然マクナリーからの信頼を得たことから彼を証言台に縛り付けておく(筋金を入れる)役を任された もう一人の主人公というべきフェリス中尉は理想を持った好人物として描かれており、むしろこっちに感情移入してしまう。 部下に慕われ、家族・恋人に恵まれ、じきに最も危険な任地アイルランド勤務も明けるという状況で IRAからマクナリーの精神的急所として命を狙われるなか、それでもこの男の証言が戦争を終わらせると信じて 守り抜こうとするフェリス中尉がどうなるのか? 海外ミステリー、サスペンス好きには是非読んでもらいたい一冊です。 因みに私は、読後しばらく近衛が大嫌いになりました! | ||||
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