イノチガケ 安吾探偵控



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初公開日(参考)2005年11月
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長編小説

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イノチガケ 安吾探偵控 (創元クライム・クラブ)

2005年11月23日 イノチガケ 安吾探偵控 (創元クライム・クラブ)

突然倒れ、血を流して死んだ徴用工の事件をきっかけに、いつものように安吾のもとへ賢人同盟の仲間が集まる。教員、保険員、記者、戸籍係など様々な職業の彼らは、探偵小説という共通の趣味で結ばれている。しかし焼夷弾の降る夜毎、その賢人同盟員が次々と殺される。一人は締め切られた防空壕の中で串刺しに。また一人は走る首なし死体として発見され…。数多の推理と打消しの末、安吾が目にした真実とは…。戦時下の東京。空襲と連続殺人の二つの恐怖の中で繰り広げられる、瞠目の長編本格推理。 (「BOOK」データベースより)




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No.1:
(3pt)

戦時下の殺人事件は絵空事めいて・・・

この作品は、前作が未読でも差し支えの無い作品になっている。
 空襲の東京の生々しい描写の中で、殺人事件が起こっていくのを
客観的な空襲状況の記録の後に、古林少年の視点の手記が続くという、
構成で、ストーリーが進んでいく。

 現実の空襲の描写の凄さ・怖さの中で起こる殺人事件は、
首をなくしているのに歩いていく死体とか、防空壕を密室に仕立て
殺人を起こすなどという点が、面白く出来ているにもかかわらず、
妙に絵空事めいて感じられてしまったし、『坂口安吾探偵控』なのに、
探偵役としての坂口安吾の影が薄い気がした。

 けれども、犯人の動機や殺害方法などのトリック解明以上に
古林少年にまつわる意外な真相が最後に登場して、
驚くことが出来、戦時下を舞台に選んだ理由に納得がいった。

イノチガケ 安吾探偵控 (創元クライム・クラブ)Amazon書評・レビュー:イノチガケ 安吾探偵控 (創元クライム・クラブ)より
4488012094



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