イノチガケ 安吾探偵控
- 首なし (61)
※タグの編集はログイン後行えます
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
イノチガケ 安吾探偵控の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この作品は、前作が未読でも差し支えの無い作品になっている。 空襲の東京の生々しい描写の中で、殺人事件が起こっていくのを 客観的な空襲状況の記録の後に、古林少年の視点の手記が続くという、 構成で、ストーリーが進んでいく。 現実の空襲の描写の凄さ・怖さの中で起こる殺人事件は、 首をなくしているのに歩いていく死体とか、防空壕を密室に仕立て 殺人を起こすなどという点が、面白く出来ているにもかかわらず、 妙に絵空事めいて感じられてしまったし、『坂口安吾探偵控』なのに、 探偵役としての坂口安吾の影が薄い気がした。 けれども、犯人の動機や殺害方法などのトリック解明以上に 古林少年にまつわる意外な真相が最後に登場して、 驚くことが出来、戦時下を舞台に選んだ理由に納得がいった。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 1件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|