■スポンサードリンク
これから自首します
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
これから自首しますの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.50pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
率直に言おう、 蒼井さんはやはり短編の作家である。 もちろんこの長編も面白くないわけではないのだけど、 いや、面白いことは面白い。 自首ミステリーだなんて なかなか思いつきそうで思いつかない。 自首をテーマにここまで引っ張れる力量はすごいと思う。 でも、短編で見られる キレはここでは見られなかった。 やや冗長に見受けられる場面もあったりして。 そしてラストも あれ?この終わり方他のでも読んだような気が・・・。 結局自首したのか?していないのか・・・。 その後はどうなるのか・・・。 何かもやもやした感じが最後消えなかったのは惜しかったなぁ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
始まりから状況や人物,過去などとにかく『説明的なセリフ』が多いのが気になり, その理由も,相手が口ベタ,以前に調べていた,人間観察が得意などこれまた説明的. 推理を語るときでも,その直後に矛盾しそうな所を塞ぐなど『落ち着き』がありません. 終盤の自首を巡るそれぞれの思惑,近いようで遠かった人々が繋がっていく真相など, 少なからず見所もあるのですが,この説明の多さとわざとらしさがそれを薄めています. 何より,作中にいくつかある短い物語の方が本編よりよくできているというのが悲しく, 皮肉にも,この作家さんが長編より短編に向いている事を強調してしまっているようです. 最近はパッと目を引くタイトル,風変わりな内容の作品が続いていますがどれも空回りで, 帯にあった『奇妙な作風で注目の気鋭』というのも,ただ奇をてらっているだけに感じます. | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!