あかね空

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評判

あかね空の評価:

4.21/5点 レビュー 76件。 A ランク

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平均点4.21pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全76件 61〜76 4/4ページ
No.16
(4pt)

小児科医杉原のオススメ

現代で失われた「家族力」の物語.相手を心底から理解したとき、パラダイム変換がおこる.家族ですら、誤解を前提に人生を送ってしまう.人間はもっともっと理解しあえる.コミュニケーションを高めていける.そうしたときに、人生はいつでも味方をしてくれる.そうしたことを教えてくれるお話し.著者の生き様も結構すごい.おすすめ.
あかね空 (文春文庫 や 29-2) Amazon書評・レビュー: あかね空 (文春文庫 や 29-2)より
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No.15
(3pt)

家族の大切さを思った

ちょっとした出来事が心をすれ違わせることもある。大きな悲しみが人を変えてしまうこともある。だが、永吉がおふみを、おふみが永吉を慕う気持ちは、出会いの頃からずっと変わることはなかったと思う。いがみ合い、憎しみあったとしても、家族はやはり家族なのだ。きょうだい同士の確執も、いつかは消えていく。お互いがお互いの本当の心を知ったとき、そこから新たな家族の絆が生まれる。読み終えたあと、家族の大切さをあらためて思った。
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No.14
(5pt)

すれ違いの人生

非常に起承転結のはっきりした作品という印象です。京都から江戸に来た若者が強風の木綿豆腐を深川で売り始めることからこの物語は始まるのですが、ストーリー性に濃淡があり非常に面白く読み進むことができます。内容を一寸だけ紹介すると、上記の若者が苦労しながら江戸で京都の豆腐を売りながら最後はハッピーエンドで終わるのですが、通常考えられる物語の展開とは全く違うので、冷や冷やしたりドキドキしながら読むことができます。直木賞受賞作品で歴史小説なので、もう少し堅めの内容を期待して購入したのですが、これは全く違った意味で本当に面白かったです。
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No.13
(5pt)

おいしい本当の豆腐が食べたくなりました

著者の山本一力さんがインタビューで「あかね空」に自分の奥さんをダブらせている・・・というような表現があり、興味を持った。
表装を見てもわかるように、これは時代劇っぽいムードがある。
実際そうなのだが、京都の豆腐屋ののれんわけで江戸に出てきた主人公が悪戦苦闘しながら自分の味を出していく。
主人公の女房はちゃきちゃきの江戸っ子風情。ところが時代と共に彼女が変化する。妻であることから母であることを重要視するのだ。
豆腐の味・暖簾は親子二代にわたって引き継がれる。
夫婦の愛、親子の愛、兄弟妹の情、周囲の人との人情・・・・
時代劇という風情だからこそ違和感なく味わうことのできる素敵なお話だった。
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No.12
(5pt)

読後のすがすがしさはまさに「あかね空」

人生模様でありながらややこしさを感じさせず、一気に読める軽快な小説。親子二代に渡る話しの流れはパールバックの「大地」を思わせる含蓄もあり、読みごたえは十分。江戸時代の市井の生活観が容易に伝わってきて、違和感がない。小説もこのレベルになるとノンフィクションより人の生き様を語ってくれると思う。直木賞というのが納得の一冊。
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No.11
(4pt)

一気に読んで泣かされます

この作品、時代小説には珍しく運命が登場人物たちにあまり困難を与えない。上方から来た豆腐職人の深川での商売は、その生真面目な仕事も手伝い順調に進む。少しつごうよく話が進みすぎではないか、という気がしないでもない。しかしそんな事では直木賞は獲れない。第一部で親子二代にわたる豆腐屋の有為転変をテンポ良く見せたあと、その中の謎のセリフや心情を第二部でもう一度なぞるという映画的手法、そしてなによりも「人情話」としての心骨頂的場面の数々。押し付けではなく、泣かせる小説に久しぶりに出会った。ただあまりにも「説明のし過ぎ」が少々気にかかる。
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No.10
(5pt)

さわやかな人情時代劇

豆腐屋一代記。前半は成功物語。苦労話もいい。ぐいぐい引き込まれていく。江戸時代を身近に感じる。江戸の生活は町民が支えていたわけで、武士なんてものが無用の長物になっていたことがよくわかる。
 家族愛もいい。最後にそれが分かるあたり、渋い。さすが直木賞受賞作だ。
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No.9
(5pt)

思い巡らす余地があることが人情物の良いところ

時代小説は、もっと年齢を重ねてからのお楽しみと思っていました。
しかし、同じ深川に暮らす作家の作品として、手にしてみました。 人の心の動きが描写され、一気に読み進みました。 先の楽しみと思っていた時代小説の楽しさに嵌ってしまいそうです。
 様々な登場人物間の関係など、気にされる方もいるようですが、多くを語らないことによる、想像(思い巡らし)の可能性を楽しめるのが人情話の良いところではないかと思います。
 氏の他作も楽しみです。
あかね空 (文春文庫 や 29-2) Amazon書評・レビュー: あかね空 (文春文庫 や 29-2)より
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No.8
(4pt)

会話重要

心の底から溜め息のように「ええ話やぁ~」の声が出ました。
不器用な人間だからこそ,やっぱりコミュニケーション・会話は重要なんだなと痛感。
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No.7
(3pt)

山本作品にしては……

前半までは素直に読めるが、後半からは読んでいてなんか引っかかるものがあり、違和感を覚えた。
全体を通した物語の展開自体はおもしろいが(テレビドラマにありそうな話ではあるが)、少し作り込みが甘いような気がする。
なぜタイトルは「あかね空」なのか?相州屋と傳蔵は関係あったのか?栄太郎と木場の女は?等々 気になるところが多々ある。特に、栄太郎が立直る経緯があまりにあっさりしすぎている。
全体としてはまあまあだが、どこか手が抜かれていて、読みにくさを感じるそんな作品だと感じた。
山本さんの作品では「大川わたり」「蒼龍」「損料屋喜八郎始末控え」が個人的にはお薦め。
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No.6
(3pt)

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あかね空 (文春文庫 や 29-2) Amazon書評・レビュー: あかね空 (文春文庫 や 29-2)より
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No.5
(4pt)

書き方が新鮮

江戸は深川にある豆腐屋家族の人間模様を描いたものだが、まるで舞台が江戸時代ではなく現代ではないか?...と思わせるほど「時代小説」臭さが無い。途中、第一部の中盤辺りで退屈になる箇所もあったが、第一部終盤から結末にかけては一気に読んでしまった。さすが直木賞受賞作品だけのことはある。しかし、私のように集中力散漫でスリリングな作品が好きな向きには、同じ山本氏による「損料屋喜八郎始末控」のほうがオススメ。
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No.4
(4pt)

なにげない生活の中に

ほのぼのとしていて、だけどしっかり生活をしている家族のドラマです。
どこにでもある夫婦。親子。兄弟。そんな人間同士の会話が淡々とした文章の中で描かれています。子供の代になってからはやや精彩に欠けますが、いい小説で、おもわず電車も乗り過ごそうになりました。
読んだ後に「ありがとう」と素直に言えるそんな小説です。
あかね空 (文春文庫 や 29-2) Amazon書評・レビュー: あかね空 (文春文庫 や 29-2)より
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No.3
(5pt)

「あかね空」には満天の星が輝く・・・。

久しぶりにいい本にめぐり合いました。
普段あまり読書をしない家内に「いい本だから読んでご覧・・・」と薦めた。
最初は文字が小さいのね、とあまり乗り気でなかったヒトが、夢中になって読み始め、何と二日間で読了。もうドキドキしながら読んだわよ、ですって。そのまま二世帯の長男夫婦に読ませた。長男は朝の通勤時夢中で読んでいて、乗換駅で飛び降りて鞄を棚に置き忘れ、ひと騒動だったとか。
これがそのときの様子です・・・(HPで発信したものです)
「あかね空」で電車を飛び降りる???
まったく聞いてあきれる話しだ。
いや、直木賞の素晴らしい作品のことは、ここで何度も話題にしているが、今長男が読んでいる。
朝の通勤時に読んでいったそうな。
そして下車する駅で気が付いて慌てておりたそうな。
かばんを網棚に載せたまま電車は行ってしまった・・・(!!。
まあ、即手配して大事に至らなかったらしいが、それにしても・・・。
ま、あの本はそれくらい夢中にする内容ではありますがネ。
いやーまいりました!!!お薦めの直木賞「あかね空」を読んだら、
結局、本にまた寄り付くようになってしまいました。
あかね空 (文春文庫 や 29-2) Amazon書評・レビュー: あかね空 (文春文庫 や 29-2)より
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No.2
(5pt)

時代小説とは思えない読みやすさ!

自分の思惑の及ばないところで、人生を左右する大きな力が働くことがあり、その一方で不思議な縁で人生が繋がっていく、栄吉という一人の誠実な男の生き様を通して、家族とは、兄弟とは、親と子のつながりとは、を描き出すさわやかで、かつ重厚な物語である。
あかね空 (文春文庫 や 29-2) Amazon書評・レビュー: あかね空 (文春文庫 や 29-2)より
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No.1
(4pt)

夫婦の愛

京都から本物の豆腐の味を伝えようと、江戸へ一人でやってきた栄吉。
桶屋のだんなにとても親切にしてもらい、自分の店を持つことができた。
その桶屋の娘おふみと結婚し、二人で力を合わせて豆腐屋をやっていくが、
江戸の硬い豆腐に慣れた人達に、上方の柔らかい豆腐はなかなか受け入れられなかったが、おふみの努力と、栄吉をかつて亡くした息子のように見えてしまう近所の豆腐屋の夫婦の助けによってどんどん得意先は増えていく。
子どもにも恵まれて、なんとか豆腐屋を大きくしようと努力するが・・・。
人間とは、家族とは、夫婦とは・・・と考えさせられる心の温まるいい小説です。
あかね空 (文春文庫 や 29-2) Amazon書評・レビュー: あかね空 (文春文庫 や 29-2)より
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