あかね空

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種別
長編
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あらすじ

2004年09月02日 あかね空 (文春文庫 や 29-2)

希望を胸に身一つで上方から江戸へ下った豆腐職人の永吉。己の技量一筋に生きる永吉を支えるおふみ。やがて夫婦となった二人は、京と江戸との味覚の違いに悩みながらもやっと表通りに店を構える。明るく気丈なおふみの支えで、様々な困難を乗り越えながら、なんとか光が差してきた。やがて、ふたりは三人の子に恵まれる。あるときから、おふみはなぜか長男の栄太郎ばかりを可愛がるようになる。そして、一家にやがて暗い影が・・・。親子二代にわたって人情の機微を描ききった、第126回直木賞受賞の傑作時代小説。2007年、浜本正機監督で映画化。主演で永吉役の内野聖陽は後半、物語の鍵を握る傳蔵役も演じる一人二役。おふみ役は中谷美紀。(「BOOK」データベースより)

評判

あかね空の評価:

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あかね空の総合評価:

8.42/10点 レビュー 76件。

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No.76
(2pt)

毒鬼と息のかかったクズ息子が家族を不幸にする話

登場人物に気持ちの良い善人が多いのだが、主人公の家族に地獄からやって来たかのような毒鬼がいてずっと嫌な気持ちにさせられる
途中、クズ息子が心を入れ替えるのだが、同じページのうちに元に戻る徹底したクズ振り
最後に毒鬼の上っ面の人情を伝え聞いて、家族が結束する薄ら寒さに震えた

読了はできたので星2つ
嫌な話が好きな人は楽しめるかも
あかね空 (文春文庫 や 29-2) Amazon書評・レビュー: あかね空 (文春文庫 や 29-2)より
416767002X
No.75
(3pt)

変な京都弁に違和感があります。

まだ物語の途中ですが、京都出身の者としては主人公の変な京都弁が気になって仕方ありません。
その土地で実際に使われている方言は住んでみないとわからないので無理ないことだとは思いますが、違和感が先だって物語に集中出来なくて残念です。
あかね空 (文春文庫 や 29-2) Amazon書評・レビュー: あかね空 (文春文庫 や 29-2)より
416767002X
No.74
(5pt)

綺麗な状態

綺麗な状態
母からのたのまれもの
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416767002X
No.73
(5pt)

温故知新

日本人の本音と立前を柔く包み込んだ秀作かと思います。細かいダメ出しは個々人によってあろうかと思いますが必読の一冊です。浅田次郎の“ 地下鉄に乗って”と同じ香りを感じます。
あかね空 (文春文庫 や 29-2) Amazon書評・レビュー: あかね空 (文春文庫 や 29-2)より
416767002X
No.72
(5pt)

豊富な江戸の町人文化の描写と時代小説を超えた性格描写の素晴らしさ

江戸時代、宝暦、天明、寛政と町人文化が花を咲かせたころの深川で豆腐屋を開業した男とその家族の話です。

上方(京都)から単身、江戸へとやって来た永吉は腕に自信のある豆腐を作り始めるが京風の絹ごし豆腐は江戸っ子の口に合わず売れ行きはサッパリ。

その永吉を同じ長屋の桶屋の源治が助け、その源治の娘おふみも手伝ううちに2人は恋仲になります。その後は親子2代にわたって家族とそのご近所さんたちとの諍いや助け合いなどが情景豊かに描かれます。

作者の山本一力さんは小説家に転向して5年目の本書で賞を受けた方で、江戸時代の町人たちの暮らしぶりを実にいきいきと描き出していて素晴らしいと思いました。衣食住についての時代考証についても自然に書かれていますが、これだけの江戸文化が書けるだけでも相当念入りに調査されているに違いありません。

また小説としての出来も大変良く、いくつか不自然な点もなきにしもあらずですが、老若男女、そして職人ごとの性格がきちんと組み立てられているのは単なる時代小説の枠を超えているなと感じました。
あかね空 (文春文庫 や 29-2) Amazon書評・レビュー: あかね空 (文春文庫 や 29-2)より
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