あかね空 (文春文庫 や 29-2)
発行日:2004年09月02日
出版社:文藝春秋
ページ数:416P
あらすじ
希望を胸に身一つで上方から江戸へ下った豆腐職人の永吉。己の技量一筋に生きる永吉を支えるおふみ。やがて夫婦となった二人は、京と江戸との味覚の違いに悩みながらもやっと表通りに店を構える。明るく気丈なおふみの支えで、様々な困難を乗り越えながら、なんとか光が差してきた。やがて、ふたりは三人の子に恵まれる。あるときから、おふみはなぜか長男の栄太郎ばかりを可愛がるようになる。そして、一家にやがて暗い影が・・・。親子二代にわたって人情の機微を描ききった、第126回直木賞受賞の傑作時代小説。2007年、浜本正機監督で映画化。主演で永吉役の内野聖陽は後半、物語の鍵を握る傳蔵役も演じる一人二役。おふみ役は中谷美紀。