妖精・幽霊短編小説集: 『ダブリナーズ』と異界の住人たち
評判
妖精・幽霊短編小説集: 『ダブリナーズ』と異界の住人たちの評価:
4.00/5点 レビュー 2件。 - ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1〜2 1/1ページ
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
妖精・幽霊短編小説集: 『ダブリナーズ』と異界の住人たちの評価:
4.00/5点 レビュー 2件。 - ランク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
収録作品は以下の通り。
第一部「妖精との遭遇」に、イェイツ&トーマス・クロフトン・クローカー「取り替え子」、クローカー「卵の殻の醸造」、レ・ファニュ「妖精たちと行ってしまった子ども」、ジョイス「遭遇」。
第二部「アイルランドの化け物」に、レ・ファニュ「ウォーリングの邪なキャプテン・ウォルショー」、ソフィー・L・マッキントッシュ「夜の叫び」、ジョイス「姉妹たち」。
第三部「心霊の力」に、ジェローム・K・ジェローム「科学の人」、ディケンズ「第一支線-信号手」、ジョイス「痛ましい事件」。
第四部「底なしの愛」に、イェイツ&グレゴリー夫人「キャスリーン・ニ・フーリハン」、ジェレマイア・カーティン「死んでしまった母親」、ジョイス「エヴァリーン」。
第五部「まつろわぬ魂」に、ウェルズ「赤い部屋」、イェイツ「ハンラハンの幻視」、ジョイス「蔦の日に委員会室で」。
第六部「霊界物質と祈祷書」に、フィッツ・ジェイムズ・オブライエン「何だったんだあれは?」、カーティン「聖マーティン祭前夜」、ジョイス「粘土」。
第七部「復活の日」に、アイルランド民謡の「フィネガンの通夜」、イェイツ&ジョン・トッドハンター「バンシー」、トッドハンター「いかにしてトーマス・コノリーはバンシーと出会ったか」、ジョイス「恩恵」。
第八部「永久の眠りを恋人に」に、ハーン「雪女」、メアリー・ルイーザ・モールズワース「さざめくドレスの物語」、ジョイス「死者たち」。
19世紀後半~20世紀のアイルランドとイギリスの幻想世界を楽しむことができる。伝統的な民話や俗信が、小説という新たな形を得て語り直されていった点が興味深い。当時の社会でいかに幽霊や妖精に需要があり、心霊現象や降霊会が流行っていたのかも。
なおかつ、ジョイスの作品と並べられることで、ジョイスのなかの民俗性も読み取れるし、従来の物語がいかに現代化されていったかも理解できる。
ほかにはなかなかない、おもしろいアンソロジーだ。