高崎で実業家として財をなした芦野老人は、現在は息子に会社を譲り、悠々自適の生活を送っていた。

首都圏近郊のアパートで、一人暮らしのＯＬ・平沼美奈子が襲われた。

レイプ事件が発端となり、女が殺された。しかし容疑者は三人の証言者に支えられた鉄壁のアリバイで武装していた。

都内の建築資材会社に勤めるＯＬ豊原亜紀は、恋人の綿貫志郎とドライブした北関東の山奥で、二度も幻の女性に出会う。

22歳の女子大生の死体が見つかった。マンションの一人暮らし。

朝鮮戦争末期、佐世保港の灯を見降ろす丘で米軍水兵が変死した。三十九年後、事件の真相を追って甥の青年フレッドが来日。

依頼は電話で受け、人前に決して姿は見せない。卓抜した情報収集能力と観察力を兼ね備えた「写録（しゃろく）探偵事務所」。

大阪「海遊館」で葉子の父、名取興業社長の事故死についての疑惑をほのめかした元社員・今泉が、東京ベイエリア「葛西臨海公園」で殺された。

人気司会者が自室で死体となって発見された！　残された暗号日記は遺書なのか、それとも…？ 　芸能ショーの司会者、細井道夫が死体となって発見された。

現在、世間で通用している年齢感覚や価値観は、人の寿命が六十歳までの時代のもの。今となっては過去の遺物だ。

難問解決の秘訣とは?人生指南の名探偵登場!!畑直文の家族に次々と起こる謎に満ちた難事件。その解決の方法は。

大物政治家の豪邸で開かれたパーティ会場で、毒殺事件が発生した。殺されたのは、政治家の長男・芳樹。

事件は、会社創立70周年の記念式典の最中に起こった。

血塗られた過去を消し去り“三つの顔”を使い分ける女。末期ガンで寝たきりになりながらも復讐を考え実行しようとする老人。

上原厚子は愕然とした。それは27年間の人生で初めての衝撃だった。

警視庁に110番通報があった。「主人が、朝、起きたら死んでいたんです」。

燃え立つ炎のような草紅葉に彩られる尾瀬の秋。

芸能評論家・町田卓二はある夜、誰も入れるはずのないマンションの自室に帰ると、吸いかけの葉巻きが灰皿で煙を上げていた。

東京・武蔵野市のマンションの敷地で、全身黒ずくめの男の変死体が見つかった。

森下美登里の婚約者、秋沢俊夫が突然失踪し、俊夫の親友、相川友彦も謎の事故死を遂げた。

愛する夫に愛人の影が?深沢霧代は夫・弦一郎のデート場所をつかみ、京都東山へと向かったが、空振りに終った。

昔バンドマンだった父は急に「瀬田の唐橋が見たい」と娘の路子に言いおいて大津に旅立った。

秋沢紗矢香は、夫・亮の母親の墓参りの帰りに、娘・真希と三人で甲府昇仙峡を見物した。

突如として行方をくらました往年のスター歌手・橘加奈子。

警視庁の新人女性刑事・島野理絵は、友人の片桐美由紀と信州・高遠まで日帰り旅行をした。

クラブホステスだった飛山初絵は、老資産家と結婚後、夫を殺害して莫大な遺産を手に入れた。

「三保の天女はよかったな…」刺殺された父親が残した不可解な言葉。羽衣を隠された天女に仮託する心の闇の秘密とは…。

殺された若い女性の部屋は、窓やドアが完全にロックされておりごていねいにもチェーンまで掛けられていた。

深沢千秋は代々木小公園で六年前故郷の兵庫県龍野で別れた初恋の相手、矢沼圭一の女連れの姿を見かけ、夢中で後を追いかけた。

3年半の刑期を了え、出所した柴山は思わず目を疑った。

高田絵里は恋人の大倉登志夫からの奇妙な頼みで、自宅を3日間だけ空けるため知人の女子大生二人と伊勢・鳥羽方面へ旅行に出かけた。

早瀬里佳子の娘、藍子が置き手紙を残し家出をした。

人気作家、哲村玲次郎の他殺体が発見された。捜査線上に、彼の恋敵である浅田利行が直ちに挙がった。

若き未亡人麻季子は前夫の旧知である稲山不動産の御曹司道夫と再婚。

高村明日香は兄のように慕う広崎光一の父子二代にわたる不可解な失踪の謎を解こうと友達と一緒に二人が姿を消した奈良斑鳩に向かった。

幸せな結婚生活を送っていた阿川澄江に一通の手紙が届いた。

東京・江東区のマンションで殺人事件が発生、現場のテーブルの上には、ベネチアングラスが置かれていた。

東京・練馬区で殺人未遂事件が起きた。襲われたのは、金融投資会社の専務夫人。

東京・杉並区の住宅街で、製菓会社の副社長をしている女性が殺された。社長の夫は失踪中だという。

美人OLの北条佐知子が南軽井沢の別荘で見たものは…。その日を境に彼女を襲う不可解な出来事。