大切に想うからこその嘘 「幸せ」を願うのはどういうことだろう。 優しくて、温かな思いに覆いつくされていく物語。

難病で入院している恋人・壱星のために写真を撮る高２の萌奈。

「一番の願い事は叶わない」。トラウマを抱えた梨沙は、進路、恋、友情、全てがうまくいかずにいた。

高2の茉菜果は、身長も体重も成績もいつも平均点。“まんなかまなか”とからかわれて以来、ずっと自信が持てずにいた。

文具会社で働く24歳の生久田菜摘は仕事もプライベートも充実せず、無気力になっていた。

家庭の都合で、半年ごとに転校を繰り返している瑞穂。

浜名湖を臨む静かな無人駅。そこにあるベンチには、不思議な伝説があった。

静岡に暮らす大学4年生の市橋悠希は、過去に背負った心の傷を抱えたまま大学卒業までの日々をやり過ごしていた。

家にも学校にも居場所がない内気な高校生・悠花。日々の楽しみは恋愛小説を読むことだけ。

「君を、私の専属カメラマンに任命します!」クラスの人気者・香織の一言で、輝彦の穏やかな日常は終わりを告げた。

君との約束が生きる意味を教えてくれた――切ない恋の奇跡に、何度も涙! 大切な恋人・星弥を亡くし、死んだように生きる月穂。

高校時代、最愛の恋人と衝撃的な悲劇により別れて以来10年、仕事一筋で生きてきた玲菜。

それは、絶対に叶わない、誰にも言えない恋だったーー。 木下香織は二十歳の普通の大学生。

友達の死から始まった苦い夏休み。僕らは、幽霊に導かれて旅に出た。

いじめられっ子の知絵の唯一の友達、葉月が自殺した。数日後、葉月から届いた手紙には、「イジメた奴は絶対に許さない。

家族を失い、人と関わらず生きる高1の僕は、モノクロの絵ばかりを描く日々。

中2の結愛は父とともに永神村に引っ越してきた。

皆が望む、「いい子」を演じていた。 あの家族に出会うまでは――。

浜松に住む女子高生・亜紀のもとに、一年前に事故死した姉・春香からLINEが届く。

家族からもクラスメイトからもぞんざいに扱われ、生きる意味を見失っている少女・千花。

優等生でしっかり者だけど天の邪鬼な凪沙と、 おバカだけど素直で凪沙のことが大好きな優海は、幼馴染で恋人同士。

詩織が、奈良のならまちにある朝ごはん屋『和温食堂』で働き始めて1年が経とうとしていた。

高校生の鳴海は、離婚寸前の両親を見るのがつらく、眠って夢を見ることで現実逃避していた。

ある秘密を抱えた月ヶ瀬和希は、知り合いのいない環境を求め離島の采岐島高校に進学した。

なぜ少年はテロリストになったのか――衝撃と感動が迫りくる慟哭ミステリー 「すべて、吹き飛んでしまえ」 突然の犯行予告のあとに起きた新宿駅爆破事件。

選考に関わる全ての人の心を震わせた、第23回電撃小説大賞≪大賞≫受賞作　 大切な人の死から、どこかなげやりに生きてる僕。

僕の人生は無色透明だった。日野真織と出会うまでは―。

高2の女の子・蛍は修学旅行の途中、交通事故に遭い、命を落としてしまう。

ひとつきに二度、満月が見られるブルームーンの7月。

これは、僕が君に出逢い恋をしてから、君が僕に出逢うまでの、奇跡の物語。

自分の気持ちを伝えるのが苦手な文香は嘘をついて本当の自分をごまかしてばかりいた。

「命が終わるその時、もし“きみ”に会えたなら」。