キル・ショー
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あらすじ
「衝撃」に次ぐ「衝撃」。驚異の新人登場!4月の朝、突然失踪した16歳の少女。サラに何が起こったのか?26人の事件関係者の「証言」から浮かびあがる10年前に全米を揺るがした事件の「真実」とは? アメリカ東部の田舎町フレデリックで、16歳の女子高生サラ・パーセルが失踪した。手がかりゼロ、目撃者ゼロ。家族の同意のもと、大手テレビ・ネットワークによってその事件をリアルタイムで報道する連続リアリティ番組が制作され、全米は不安と熱狂の渦に叩きこまれる。いくつもの悲劇とスキャンダルを引き起こした番組の放送から10年。26人の事件関係者の証言から浮かびあがる謎に包まれた事件の真相とは?特異な叙述形式と意想外の展開。才気煥発の「実録犯罪」ミステリーをご堪能あれ!大量の伏線が緊張感と疾走感を支え、独特の声とユニークな視点を持つ鋭く描写されたキャラクターたちが物語に立体感と真実味を加味する。アメリカのトゥルー・クライムに対する執着についての痛烈な社会批評を包含した、魅力的なフィクション。(「BOOK」データベースより)
評判
キル・ショーの評価:
8.00/10点 レビュー 1件。 B ランク
キル・ショーの総合評価:
8.00/10点 レビュー 4件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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テレビ脚本家出身の著者によるミステリー・デビュー作。女子高校生失踪事件をめぐるテレビ業界と地元の大騒動を関係者のインタビューだけで構成した、意欲的なサスペンス・ミステリーである。
2013年にメリーランド州の小さな町で発生し、全米を沸騰させた16歳の女子高校生失踪事件の真相は何か。10年後、作者(ダニエル・スウェレン=ベッカー)は事件関係者26人の証言を集めて事件の全体像を明らかにしようとするというのが、物語の構成。全編、短いインタビューを並べて行くことで、徐々に事件の様相が変化し、事件報道に熱狂する当時の世相の狂気を炙り出すのに成功している。
暴力と恐怖が主題の犯罪実話ものは昔からアメリカでは人気ジャンルだが、活字文化からテレビ、ネットの社会になって、その人気と影響力は高まる一方である。それは人間の本性に基づいたものではあるが、このままで良いのかという作者の問題提起は重要だ。しかし、それを抜きにしてサスペンス・ミステリーとしてのレベルが高く、一級品のエンタメ作品である。登場人物が多く、しかも人物表が無いのだがストーリーを追うのに何の問題もない。
予備知識なく、素直にストーリーを追うことをオススメする。