神は裁かない
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清水氏の本格ミステリー作品。 練馬区の一地域に構える産婦人科らの医院の院長が次々に不幸に合う。 最初は妻による医院長殺害、次が医院長の息子の誘拐、さらに医院長の列車からの転落死。病院仲間からも病院を閉院を狙い自分の独占地域にしたい野望などが錯綜するなか、医院長の義弟が調査に立ち上がる。 真犯人は意外にも救急を断られ子供を亡くした一人の女だった。 小説によくありそうな題材だが列車の時間トリックなどを使った斬新な作品だった。 一般文学通算2169作品目の感想。2018/11/20 18:25 | ||||
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東京豊島区のリッチな開業医たちのコミュニティの間で起きる、殺人、児童誘拐、そしてまた殺人。 愛憎に塗れた夫婦間殺人に始まり、 身代金の要求も警察への口止めもない奇妙な誘拐劇や、 昭和の王道とも言うべき時刻表トリックも挟んで、 途中からは著者の持ち味の社会派ミステリ。 予想を裏切り続ける展開はさすがである。 凝りに凝った犯罪トリックには、そこまでしなくても目的は達せられるのでは? 引き起こした結果の重大さの割には動機が弱くないか? など突っ込みたくなる所もあるが、それは推理小説の常なので仕方あるまい。 いつの作品か確かめずに読み始めたが、 情報化社会で医者の評判がすぐに患者に広まってしまう、 安易に医療過誤だと訴えられるのを恐れ、診療に消極的になる、といった医師たちの嘆き、 夜間救急医療、とりわけ小児科の受け入れ体制の弱さ、など、 現代医療を取り巻く諸問題が登場。 実は比較的最近の作品なのかと思い始めたら、昭和50年代初頭の作品と知り、状況の変わらなさ加減に驚いた。 | ||||
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