SAS/ハワイ CIA危機一髪
- SASシリーズ (63)
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プリンス・マルコ・シリーズの1979年の第56作。CIAがハワイ沖の公海で展開する、3年もの歳月と7億ドルもの巨額の費用をかけた超極秘作戦《マタドール》。作戦に関わるCIA幹部とその妻が惨殺され、自宅の金庫から関係書類が強奪される。まもなくCIAに脅迫電話がマルコは書類の奪還と、下手人の抹殺を命じられる。 マルコ物は娯楽スパイ活劇だが、妙にシビアで後味が良くない事があるが、本書は何ともコミカルな味わいがあり、軽いノリで楽しめる。まず、CIA幹部が大切な書類を自宅に持ち帰った事や、その事が敵に漏れたいきさつなど、ご大層な作戦の割にはCIAがお間抜けなのが笑える。CIA上層部の右往左往ぶりもおかしい。『夫妻殺害事件が起きていなかったら、マルコは吹き出すところだった』という文章がそれを象徴している。マルコがCIAの上司に『(私が死んだら)城はCIAに寄贈しますから、研修用にでも使ってください』と言い残すのにも笑ってしまう。またストーリーは、マルコ物としてはおとなしめだが、カッチリとまとまっているのも良い。 | ||||
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