殺人山脈

1987年12月31日　殺人山脈 (カッパ・ノベルス)

北アルプス・西穂高の雪渓で警官の筒井が転落死した。その前1月にも、筒井の先輩で、警視庁きっての山男・大須賀が西穂稜線で転落死していた。警視庁捜査一課刑事の白鳥完市は、一連の二人の死が単なる事故死ではないと直感し、遭難現場の西穂高へ急行した。そこで、白鳥は、死んだ二人の元同僚で白バイ隊の月村修に会う。彼を強引に捜査に加えた。ケンカをしながら、必死で捜査する白鳥らの前に、ぼんやりと一人の男が浮かんできた。本星だ!だが、その男には、鉄壁のアリバイがあった!異色警官コンビの苦闘がはじまる…。冬山完全犯罪トリックの妙!山の魅力を満喫させる手練の筆緻!山岳推理の旗手が書き下ろした会心作!(「BOOK」データベースより)

1990年12月31日　殺人山脈 (光文社文庫)

北アルプス・西穂高で、警官2人が相次いで転落死!捜査一課・白鳥完市刑事は、白バイ隊の月村修を強引に引き入れ捜査を始めた。難航する捜査線上に浮かんだ怪しい男。だが、彼には「鉄壁のアリバイ」が…。やはり事故か、完全犯罪か?異色コンビの推理が冴える。山岳ミステリーのワクを越えた、著者渾身の傑作長編。(「BOOK」データベースより)

1998年12月31日　殺人山脈 (ケイブンシャ文庫)

北アルプス西穂高で警察官が連続して転落死した。共に山に関してはベテランだった。その偶然に不審を感じた捜査一課の白鳥刑事は死んだ警察官の山仲間だった白バイ隊の月村を強引に巻き込んで捜査を始めた。目撃者もいない冬山の事件だけに捜査は難航したが、やがてひとりのアルピニストが線上に浮かんだ。だが、男には鉄壁のアリバイが…。本格山岳ミステリー。(「BOOK」データベースより)

2003年03月01日　殺人山脈 (広済堂文庫)

北アルプス西穂高岳で警察官が、連続して転落死した。単独行ではあったが、山に関しては二人ともベテランだった。その偶然に、不審を感じた警視庁捜査一課の白鳥完市刑事は、死んだ警察官の山仲間だった白バイ隊の月村修を強引に巻き込んで捜査を始めた。目撃者のいない冬山の事件だっただけに、捜査は難航を極めるが、死んだ二人は共に同じ部署に勤めていたことがあり、過去の事件から、一人のアルピニストが浮かび上がってくる。しかし、男には鉄壁のアリバイが…。傑作本格山岳ミステリー。(「BOOK」データベースより)

2008年10月18日　殺人山脈 (ジョイ・ノベルス)

二人とも単独行ではあった。しかしどちらも山のベテランだった。その事故に不審を抱いた警視庁捜査一課の白鳥刑事は、同じ山仲間の白バイ隊員とともに、事件の真相を解明しようとする。容疑者として浮かび上がってきたのは死んだ二人の警察官とつながりがある男だった。しかし彼には鉄壁のアリバイがあった…。(「BOOK」データベースより)