マルタ・サギーは探偵ですか?2 冬のダンス
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あらすじ
「わたくし、カード戦争委員会から参りました。―マルタ・サギーのフォローをするために」シェリー・オーウェンは微笑んでそう告げた。異世界・オスタスで、名探偵事務所を営む“完璧な探偵にして全く探偵でない”マルタ・サギー。あらゆる世界の法則を捻じ曲げる“名探偵”のカード使いである彼は、カード戦争から逃れられない。カード戦争は、誰が何のために始めたのか?世界の神秘に通じるその謎を巡って、ドクトル・バーチが属するフィランシェ教室もまた、動き出す。それはマルタの助手・リッツの過去へと続く、ある人物の登場をも意味していた―。全てを受け止め、マルタは笑う。「負い目があるとわかっているなら、それを打ち消さなくちゃいけない。僕だって、それくらいの事は解るようになったんだよ」新感覚カードバトル・ミステリー、新展開突入。(「BOOK」データベースより)
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評判
マルタ・サギーは探偵ですか?2 冬のダンスの評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 - ランク
マルタ・サギーは探偵ですか?2 冬のダンスの総合評価:
8.00/10点 レビュー 2件。
感想一覧
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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昔、「シャーロックホームズ」に嵌りませんでしたか? あの独特な雰囲気に、あの質感、たとえば雪の感触、霧の匂い、暖炉の暖かさ、友との語らい、謎解き、冒険……に、貴方は心を奪われませんでしたか? その文章のリアルな生活感、たしかな感触に、読者としての幸福を感じませんでしたか?
もし、それを憶えていらっしゃるのなら、ぜひ、本書をお薦めします。貴方はきっと、歓喜の涙を浮かべることでしょう。
また、まったくの初めての方にもお奨めします。ライトノベルとして、これほどの良書は、人生長いと言っても、そうそう出会えるものではありません。
すでにファンの方には改めて言うまでもないことでしょう。今回は特に、「カード戦争」と「悪党側の謎」という2大トピックが堪能頂けます。
当然、キャラたちの愛らしい様子も伺えるという、ご満足頂ける一品となっております。
ではなぜ故にボクの評価が星4つなのかと言いますと、これほどの作品です。要求するレベルが高い故とお受け取りください。
本シリーズの第一に面白い点は、まさに「名探偵カード」にあります。
世の中の“物理法則をねじ曲げてさえ強制的に解決してしまう”驚異のカード! 今回上記の通りまず先に紹介すべきイベントがありましたから、その陰に隠れてしまいましたが、本来はこのカードが主役なのです。
このカードの力の発動! そのとき、謎は謎として大きいほど、複雑怪奇にこんがらかっているほど、カードの力の発動時の、解決時の、(言い方が悪いのですが)バガバカしさ、カタルシスが大きいと思うのです。今回それが、多少物足りなかった。それ故の星の数です。
次作、ホントに楽しみです。期待しています。