弔いの炎



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初公開日(参考)2009年04月
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長編小説

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弔いの炎 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

2009年04月05日 弔いの炎 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

その日、16歳の誕生日を間近に控えた雨の日、彼女の人生は永遠に変わってしまった。ショッピングモールの駐車場、後部座席の彼女の目前で、運転席の父親が射殺されたのだ。夫の死に、母親も打ちのめされてしまった。そのうえ、家の地下室に大金が隠されているのを偶然見つける。いったい何が起きているの?だが、それすらもさらなる事件の前触れに過ぎなかったのだ…処女作ながら高い評価を得た心理サスペンスの傑作。 (「BOOK」データベースより)




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弔いの炎の総合評価:8.67/10点レビュー 3件。-ランク


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No.3:
(5pt)

読後、呆然となる

ちょっとトンがったごく普通の少女だったルークが、目の前で父親を殺されることから始まるこの物語。
その後、ルークにふりかかる出来事の過酷さは筆舌しがたく、読むのもつらいほど。
その彼女を主軸に、女刑事、チンピラと暮らす妊娠中の女性がルークに絡み、事件は大きくなり、そして終息を迎えます。

ひとりの人間としてどう責任を取りどう生きるかという大きな主題がそこにあり、3人の女性は物語の中で常に自分の内なるものと戦い、傷や痛みを乗り越えようと必死にもがきます。

自分の良心に従う、自身に課せられた義務を果たす、大事なものを守る。
そういったことがどれほどに難しく、どれほどに大事なことであるかを、この本を読んだ後で考えさせられました。

物語の結末に至るあたりで、「これは人がいる所では読めない」と思い、途中で読むのをやめて家に帰り、じっくり最後まで読みました。
ラストは、涙が止まりませんでした。
弔いの炎 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:弔いの炎 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
415178201X
No.2:
(5pt)

非情な残虐さだけでなく優しさも秘めた予測不能のハードバイオレンス超大作です。

スウェーデン出身でアメリカ育ちの新鋭ミステリー作家ニキータスが2007年に発表して絶賛された予測不能のハード・バイオレンス・サスペンスの長編デビュー超大作です。最近は男性作家が女性ヒロインの物語を書くパターンが昔に比べて増えていると感じます。男性が女性の本質を描き切れるかどうかは微妙だと思いますが、ひ弱で無力な筈の女性が男性顔負けのタフさを見せる事で、強烈なインパクトを与える効果があるのでしょう。本書もそのパターンですが、単独のヒロインだけでなく3人の女性の運命を交互に追う構成が珍しい新機軸と言えます。16歳の誕生日を前にショッピングモールの駐車場の車内で運転席の父親が射殺されるのを目撃した高校生の少女ルーク、悪党の恋人の子供を宿し出産が迫る若い妊婦ターニャ、ルークの父親の殺人事件を捜査する女刑事グレタ、と3人の運命が次第に交錯して行き、最初はやや穏やかだったのが中盤五千ドル紙幣が入った袋が発見されルークの母の自殺未遂が起きて大きく物語が動き出します。そして過激で凶悪な組織スケルトン・クルーの出現と共に事件は凶暴化し全く予測不能な展開となります。これは悪党どもが冷静に判断して行動するのではなく野獣のように怒りに我を忘れて刹那的に動く為で、まさに暴力的で恐ろしいサスペンスを生んでいます。また、3人の女の運命は女刑事グレタが激しい気性で恐れず悪党どもに銃撃戦を挑み、妊婦ターニャは身重で苦しみながら過酷な運命を迎え、最年少のルークは北欧神話の妖精の幻影を目にして狂気と化し悪党と対決するという凄まじさです。遂に事件の真相が暴かれても恐怖は途絶えず、やがて地獄の如く衝撃的な殺戮シーンがこれでもかと描写され気弱な方には刺激が強過ぎるでしょう。不幸中の幸いは終章の優しく温かな愛を感じさせるシーンで、特に心に惨い傷を負ったルークが曲がらずにいられた事に安堵し大きな感動を覚えました。
弔いの炎 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:弔いの炎 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
415178201X
No.1:
(3pt)

表紙のデザインに惹かれて購入

さて、物語のほうは。
十六歳の誕生日を控えた主人公のルークは、買い物に出かけたショッピングモールで、CDを万引きしてしまう。直後、駐車場で、父親の銃撃による死を目撃する。ここから先、彼女に待ち受けていたものは・・・。

帯にもあるように、ルークを含めた三人の女性が、この物語のキーパーソンです。
救いのあるエンディングでよかった。
弔いの炎 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:弔いの炎 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
415178201X



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