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七人の迷える騎士
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七人の迷える騎士の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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メフィスト賞受賞作からのシリーズ2作目となる作品。 前作と同じく読者への挑戦状が付いた本格推理作品である。 何故かここではこのシリーズあまり評価が高くないのだが、小説全体に仕掛けてあるメイントリックとかはかなり上出来であると思う。 確かにやや難のある文章表現や、キャラおしの無駄に長くなってしまっているページ数などもっと洗練すればいい個所もあるにはあるが、本格ミステリーとしては標準以上の出来であるのは間違いない。 本作もメイントリックは横溝正史賞受賞の後の消失グラデーションのアイデアを先駆けているくらいで、決してのトリックと発想は悪くないシリーズである。 蛇足だが、本書のカバー裏の著者近影はアンタどこで気どってポーズ取っているんだよ!と言いたくなる妙に味わい深いマヌケさである。 | ||||
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読了後の感想。「やられた〜!」3割。「ちょっと待て!」7割。 作品の流れとしては思いっきり「お約束」の本格推理モノの流れ。次々と起こる(というか、発見される)他殺体。それらはイチイチ密室状態。そんな中、少女探偵ヴィッキーが、警察と協力して調査を進めていき…と。見事に本格モノの流れである。そして、解決編へ…。 が、この解決編はどうなのか? いや、密室のトリックだとかはちゃんと考えられてはいる。だが、メインとなる部分がアンフェアと感じざるを得ないのである。確かに、伏線はしつこいほどに張り巡らされてはいた。だが、これを見抜くはほぼ不可能だろう。そこでどうしても「ちょっと待て!」感が残ってしまう。少なくとも、解決編の前に「挑戦状」と銘打ったものを出されても、読者にはどうしようもない。 読んでいる最中は楽しみながら読めたのは確かだ。だが、このまとめ方にはちょっと難があると思う。 | ||||
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メイントリックが一発ネタなので、それをカバーするために(?)本格風の密室や機械トリックを散りばめ、衒学趣味(情報)でデコレーションし、美少女探偵というラッピングをほどこした、という感じでしょうか。物理的な密室の構成方法を考えるのが好きな人なんかは楽しめるかもしれません。青春小説としてもリアリティがあるかというと、それもどうか…。何よりメイントリックがリアリティを決定的に損ねている気が…。美少女探偵ものを読みたいなら、私は愛川晶氏の<根津愛>シリーズをお勧めします。 | ||||
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トリックは沢山でてくるけど、ちょっとリアリティがありません。登場人物の使い方も、なんだか金田一少年みたいで。「普段」を「不断」と記載してるは、わざとみたいですが、「寧ろ・態と・吃驚」など、文字で読むと、女子高生じゃなく、大昔の人の会話みたいで、読書のリズムが損なわれるのが最大の問題でしょう。 | ||||
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トリックはしっかりしているんだけど、ヴィッキーの描写には考えさせられてしまう。”名探偵!”だから素晴らしいというのにも限界があるだろうに、と。何をしても”素晴らしい”というほめ言葉にめげずに頑張れば、よく出来ているトリックを楽しめると思います。 | ||||
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