口笛吹きと音楽の犬

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口笛吹きと音楽の犬の評価:

5.00/5点 レビュー 2件。 - ランク

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全2件 1〜2 1/1ページ
No.2
(5pt)

口笛からはじまる壮大な物語

口笛の世界大会の物語。のだめカンタービレっぽさがあってとても読みやすく、演奏シーンも迫力があっておもしろかった。
藝大生がワイワイする現代パートの他、100年前のパリの話も同時に進み、これがどう繋がっていくのかが半分くらいで明らかになり、そこから物語が壮大になった。読後感が良い。
口笛吹きと音楽の犬 Amazon書評・レビュー: 口笛吹きと音楽の犬より
4093867925
No.1
(5pt)

変わり者バンザイ!

運命的な出会いの場は天才しか入れない芸大という魔窟。

さまざまな楽器を操れる作曲科の青年が、
口笛しかできない変人女子に巻き込まれ、
特異な世界へ足を踏み入れていきます。

対照的な二人の跳ねっぷりが面白い!

自分を見失っている男の伴奏で、
謎の自信のある女が想像を超えて響かせる音色。

それがページを突き破って
脳を揺らすような迫力があって、
物語の旋律にうっとり聴き惚れましたよ。

個性の塊のような芸大生たちも愉快!

とくにミニ四駆に魂を捧げる
先輩のボケっぷりは最高過ぎてファン状態!

そんな彼の“音楽の犬”にまつわる
真面目な語りにもまたグッときました。

この作品を語る上では約100年前の
アナザーストーリーも超重要ですね。

口笛を楽器として認めさせたいという
強烈な願いが時代も場所も飛び越えて、
思いを同じくする者に受け継がれる。

こんなん響かないわけないじゃん!

わざわざ物語を並走させた狙いを
理解した瞬間にはブルっと来ましたよ~。

そして、憎まれ口をたたく憎めない男も魅力十分。

実力者として目を引く彼の生い立ちが
描き込まれているところは嬉しかった!

口笛の持つ致命的な欠点や、発声法のいろいろなど、
音楽にまつわる興味深い知識が得られたのも好感触でしたよ。

この世界に浸りきって心も身体も震えてみない?
ステージから迫りくる空気の振動を感じてみない?

(対象年齢は13歳以上かな?)
口笛吹きと音楽の犬 Amazon書評・レビュー: 口笛吹きと音楽の犬より
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