電索官エチカと女王の三つ子: ユア・フォルマII
評判
電索官エチカと女王の三つ子: ユア・フォルマIIの評価:
4.20/5点 レビュー 5件。 B ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1〜4 1/1ページ
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
電索官エチカと女王の三つ子: ユア・フォルマIIの評価:
4.20/5点 レビュー 5件。 B ランク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
エチカに向け発砲した、彼の秘書をしていたRFモデルのアミクスでハロルドの『兄』
であるスティーブはロンドン・キングスクロスにあるノウエ・ロボティクスの本社に
回収され精密検査を受ける一方、『弟』であるハロルドもまた、同社に属する
産みの親であり、一般モデルの性能を凌駕するRFモデルのRFモデルのソースコードを
書いたレクシーのもとで検査を受けていた。一方、『末弟』であるマーヴィンは
行方不明のままであった。
そして春。ICPOに復帰したエチカは電子犯罪捜査局の本部がある仏リヨンから
ハロルドが属する露サンクトペテルブルクへと異動となり、ハロルドのかつての
パートナーであり、殉職したソゾン刑事の妻・ダリヤとも近しい関係を築いていた。
ところがハロルドがノウエ・ロボティクスのRFモデル担当者だけを狙った傷害事件の
被疑者としてロンドン警視庁(メトロポリタンポリス)の本部である
ニュー・スコットランドヤードへ任意同行を求められてしまい、アミクスの記録が
改竄可能であることからアリバイが認められず、潔白を証明するには『悪魔の証明』が
必要な状態になってしまう。そんな中、ハロルドとどもにロンドンまで帯同していた
ダリヤが何者かに襲われ、重体となってしまう――が序盤のストーリー。
ロンドン警視庁が三体しか存在しないRFモデルのアミクスのうち、兄・スティーブは検査中、
末弟・マーヴィンが行方不明というそれだけでハロルドを拘束するのは無理があるが、
ロンドン警視庁、ICPO、電子犯罪捜査局、ノウエ・ロボティクスとの協議でエチカが
啖呵を切ったことにより処分保留となり、暫定的にエチカとハロルドが捜査できるという
くだりで描かれるイングランド人の気質やケンブリッジ大学に関する記述、
マーヴィンの『死体』が見つかった場所にロンドンよりもテムズ川の下流にある
ケント州グレーブスエンドを選んだこと、ノウエ・ロボティクスの元社員で
ケンブリッジ時代のレクシーの同窓でエチカを拐かしたエイダン・ファーマンが
英国では一般的な車種であるフォード・フォーカスでコッツウォルズのバイブリー
(原結衣『きんいろモザイク』(芳文社)を知る人はニヤリとするかも知れない)へ逃げ込む
くだりから、前巻のサンクトペテルブルク以上にロンドンおよびイングランド南部に関する
描写の解像度が高く、作者は長期間グレーター・ロンドンまたはその近郊に居住していた
経験があるものと推察できる。
また、スポイルすることになるので詳細は言及しないが、本巻では事実をすべて明らかに
することを最適解とせず、多少の事実を捻じ曲げても自身が望む結果へと導くエチカの
姿に賛否両方の意見があると思うが、この選択が次巻以降においてボディーブローのように
徐々にエチカや登場人物たちにきいてくるのだろう。