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愚者は死す



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【この小説が収録されている参考書籍】
愚者は死す (Hayakawa novels)
愚者は死す (1980年) (Hayakawa novels)

愚者は死すの評価: 3.50/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(2pt)

話の進捗が遅い

2回チャレンジしましたが読み切る事ができず、2回とも三分の二くらいで挫折しました。
初めの方は話が進むのですが、途中からテンポが遅くなり飽きてきます。
盛り上がりのない長編を飽きずに読み切る力がないと無理です。
愚者は死す (Hayakawa novels)Amazon書評・レビュー:愚者は死す (Hayakawa novels)より
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No.1:
(5pt)

ラスヴェガスを舞台に人間の虚飾と真理を描いた大作

ある青年がラスヴェガスのカジノでトップを目指し・・・というお話。

ラスヴェガスのカジノを舞台に、登場人物たちの成長と堕落、虚飾と真理、愛と死を描いた大作。二段組みで6百ページもあるので、この筋だけでは何の説明にもなっておりませんが、その本筋にカジノに集う脇役の傍筋を絡めて単なる通俗小説を超えて、深みのある人間ドラマに仕上げております。

著者のプーヅォという人は大作志向があるらしく、日本で翻訳された物を見る限り、長めの作品が多いですが、面白いのであまり長さは気にならず、本書も最初から最後まで集中して楽しめました。

また、文章も読みやすいですが、通俗にならず、かと言って高尚になったり韜晦になったりしない巧みな文章で、小説を読む喜びを満喫させてくれます。

映画化された「ゴッドファーザー」だけ突出したイメージがありますが、多分全ての著作が水準をクリアした面白い作品になったいると思いますので、未訳の物があれば全て翻訳して頂きたいです。

ラスヴェガスを舞台に人間の虚飾と真理を描いた大作。是非ご一読を。
愚者は死す (Hayakawa novels)Amazon書評・レビュー:愚者は死す (Hayakawa novels)より
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