■スポンサードリンク


さらば友よ



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
さらば友よ (ハヤカワ・ミステリ 1074)

さらば友よの評価: 5.00/5点 レビュー 1件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.00pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(5pt)

どんなもんでえ!

アラン・ドロンとチャールズ・ブロンソンが主演した映画のシナリオをジャプリゾ自身が小説化したものである。ジャプリゾによるはしがきによると、若干の変更点を除いては、脚本そのままであるといい、これは小説ではないという。冒頭3ページほどのはしがきが、この脚本が書かれた経緯などが語られていて興味深い。多分に監督ジャン・エルマン、製作セルジュ・シルベルマンとの共同作業の中で作られたもののようである。181ページの本編であるが、実に簡潔で無駄がない。読んだあとにDVDで観なおしてみたが、映画の方もあらためて余計なシーンがない傑作であることを再確認した。昭和44年(69年)の翻訳であるが映画の雰囲気を損なうことはなく、映画の世界を文章ではんすうする楽しい時間を過ごすことができた。映画で「イェー!」と叫んでいたセリフが、ここでは「どんなもんでえ!」となってますが、違和感はなかったです。DVDの字幕ではずいぶんと端折られているセリフが、じっくり読めて嬉しい。映画に無い2〜3行ほどの短いエピローグが付いています。
さらば友よ (ハヤカワ・ミステリ 1074)Amazon書評・レビュー:さらば友よ (ハヤカワ・ミステリ 1074)より
4150010749

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!