【鈴木英治】
白閃の剣: 新兵衛捕物御用
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温暖な伊豆のつけ根に位置する駿州沼里の、狩場川に架かる青瀬橋のたもとから、身元不明の遺体が見つかった。
沼里を横切る東海道で見つかったのは、旅人の死骸。二つある。
恋仲である新兵衛と智穂だが、智穂の父親、牛島兵衛は二人の中を認めてくれず、新兵衛は思い悩む日々。
紀伊国坂で右腕を切り落とされた死骸が見つかった。南町奉行所の稲葉七十郎は中間の清吉とともに駆けつけ、事件の探索に入った。
大井川を渡れば駿河国――のはずが、良美たちの乗る蓮台に変事が。
発見された男女の死骸。二人とも、正確に心の臓を貫かれており、下手人はかなりの手練であることがわかった。
大坂に到着した俊介らが真っ先に向かったのは、名医が営む診療所。
赤坂裏伝馬町で人が死んでいるという通報を受け、稲葉七十郎は現場へ駆けつけた。
忠臣の仇討ちのため、諸国を巡る真田家の跡取り俊介。念願の仇討ちを果たし無事江戸の地を踏んだ。
江戸城内の見廻りを終えた勘兵衛のもとへ、急報が飛び込んできた。番町で使番が斬り殺されたとのことだった。
周防国で何者かに毒を盛られて倒れた真田俊介。辛くも一命を取り留めたが、なんと目が見えなくなってしまった。
書院番の同僚、上田半左衛門と武藤源太郎は長年憎みあっていた。
早苗に想いを募らせる修馬。そんな修馬の悩みを聞くために酒につきあった勘兵衛は、帰り道に何者かに後ろから斬りつけられた。
書院番から徒目付へ移籍となった久岡勘兵衛。やっと慣れてきたところに、初めて徒目付として扱う事件が舞い込んできた。
道場仲間と酒を飲んだ帰路、古谷勘兵衛は、いきなりすごい遣い手に襲われる。
四ッ谷の辻に五千両が置かれていた。そこには「御救米の購入に充てるべきものなり」と書かれた一枚の紙が残されていた。
甲州街道で何者かに狙撃された重兵衛。実家の興津家では、重兵衛の葬儀が行われる。
婚約を母に報告するため、おそのを伴い故郷の諏訪へと旅立った重兵衛。道中、一人旅の腰元ふうの女と知り合う。
おそのと正式に婚約を交わしたばかりの重兵衛だったが、朋友の作之助と吉原に行ったことが判明。
ついに重兵衛がおそのに求婚。その余韻も冷めぬまま、二人は重兵衛の朋輩だった柿ヶ崎作之助に出くわす。
帰郷した重兵衛が重臣たちに隠居の覚悟を告げている頃、その諏訪家に向けて、将軍の御朱印状が江戸を出立した。
親友殺しの嫌疑が晴れ、ようやく故郷・諏訪への帰途につく重兵衛。その胸に、母への思慕の念と、主命を秘めていた。
旅姿の侍が内藤新宿で殺された。北町奉行所同心・河上惣三郎が探索を進めると、重兵衛の住む白金村へ向かう途中だったらしい。
手習子のお美代が消えた。楽しみにしていた秋祭りを前に自ら姿を隠すはずはないと考えた重兵衛が捜し始めると…(「梵鐘」)。
江戸白金で行き倒れとなった重兵衛は、頑健な体躯とくっきりとした目鼻立ちを持つ二十三歳の浪人だ。
お春から嬉しい報せを聞けたものの、幸せ満ちる間もなく、辻斬りの探索に奔る文之介。
茶を商う砂栖賀屋が押し込みに入られたという報せがあり、南町奉行所定町廻り同心の御牧文之介と中間の勇七が駆けつける。
ある朝、文之介の屋敷の前に置かれていたのは、篭に一杯詰まったかぼちゃだった―誰がなぜ?興味津々のお春が調べ始めたその頃、文之介は勇七とともに、首を吊ったと見える男の探索に入っていた。
男が刺し殺された。さっそく探索に取りかかった文之介と勇七は、人探しのために上方からやってきた旅篭の客だと突きとめる。
信州真田家跡取りの俊介は忠臣の仇討ちのため、ひとまずの目的地である久留米に到着。
播磨原にほど近い茶店で、狼藉を働いていたやくざ者を追い払った仇討ち旅一行。
中山道馬篭の峠に谺が轟いた。凶弾は俊介ではなく、材木商人の左肩を抉った。
寝込みを襲われた。辛くも凶刃から逃れた信州真田家跡取りの俊介は頭をしぼる。
用心棒の里村半九郎は、秋葉屋という商家の押しこみを撃退し、許嫁の奈津と穏やかな時間を過ごしたのもつかの間、再び秋葉屋本人の警護についていた。