シュレーディンガーの妖精
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世界規模の大きな構成と、急速なストーリーの流れに引き込まれる | ||||
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●シュレーディンガーの名前はSFファンなら一度は耳にしたことがあると思う。連想するのは「猫」。なんの疑いもせず速購読したが、登場したのは猫ではなく妖精だった。 物語は2つのテーマからなり、前半は量子のもつれと東洋思想、即ち仏教思想にある「諸法無我」(全ては繋がりの中で変化している。全ての物事は影響を及ぼし合う因果関係によって成り立っている)である。 登場人物たちの出会いがまるで量子のもつれの様な、古い縁を感じるストーリー。原子や電子の世界の偶然が積み重なって必然が生じるという。 後半はサイバーテロの緊迫性がMAXに高まる。前半に続きシュレーディンガー方程式のように量子の世界の偶然の積み重ねが収束し、この物語の結末へと繋がっていく。その収束する様は劇的でサスペンスフルだった。 | ||||
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読み進むうちに、世界規模の大きな構成と、急速なストーリーの流れにグングンと引き込まれていき、頭痛がするような錯覚になってしまう。それにしても広範囲の史実や近未来の物理学のことをよく調べてる作家だなと思う。風景の記述も細かく眞にその場に居るようにも感じさせてくれる。 | ||||
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