ジャージの二人

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種別
長編
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あらすじ

2007年01月19日 ジャージの二人 (集英社文庫)

芥川賞作家のアンチ・スロー小説。失業中で小説家志望の息子。妻はよその男と恋愛中。三度目の結婚生活も危うそうな、写真家の父親。そんな二人が軽井沢の山荘で過ごす、とりとめのない夏の終わりの思い…。(解説/柴崎友香)(「BOOK」データベースより)

評判

ジャージの二人の評価:

0.00/10点 レビュー 0件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

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ジャージの二人の総合評価:

7.75/10点 レビュー 24件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.24
(3pt)

なんかこう、っていう割に後に続く言葉は具体的なの。

本作を原作とした同名映画を見てから読んでみたら
映画はずいぶん原作に忠実に作っていたらしい。
映画のほうが少しコミカルかな。

流れる空気はとてもゆるいのに、主人公の僕が
父親や嫁、義理の妹との距離感を測りきれていないから
緊張感もあって、なんだか少しもやもやした。
人によって好ききらいがきれいに別れる作品だと思う。

あんまり似ていないと遠山さんにいわれる
ジャージ親子でも、口癖は「なんかこう。」と同じ。
ああそうか。口癖ってたしかに似るものかもな、と
妙なところに納得してしまった1冊だった。
ジャージの二人 Amazon書評・レビュー: ジャージの二人より
4087746771
No.23
(5pt)

どんくさい感じがたまらない

「ああ、人間ってこんなもんだよな」
(いい意味で)
と、読みながら思う作品。

別に何が起こるわけでもなく、
ロクデナシでもないが、いい大人でもない登場人物たち。

「てきとう」とか、「いいかげん」とか、
そんな言葉が小説の世界にマッチする。

個人的にクライマックスは、
ジャージに刺繍された「和」の読み方が判明する場面…。

それくらい何も起こらないのだが、
そのどんくささがとてつもなくいい。

小説なのに微妙な「間」を感じる、
休日の夕暮れにビールでも飲みながら読みたい一冊。
ジャージの二人 Amazon書評・レビュー: ジャージの二人より
4087746771
No.22
(3pt)

名脇役は魚肉ソーセージ

いい年の男二人が学校の名前の入ったジャージ姿・・・
この「絵」って違和感あるけど妙に和める不思議な風景です。
この風景を想像するだけでニヤニヤしちゃう(笑)
ビジュアル的にやられました。
大人になると、こんなのんびりした時間を過ごすことはなかなかできない。
何が起こるわけじゃないけど、佇まいが珍妙で、ぎこちない空気のユルユル加減が変な癒し効果になって、
なんだかこの本を読んでいる時間はすごーくくつろげました。

父子がよく食べている魚肉ソーセージ。
私も大好きですが、このB級さがこの作品とうまくマッチしてるんだよねぁ。
憎らしいほど絶妙な小道具でした。
ジャージの二人 Amazon書評・レビュー: ジャージの二人より
4087746771
No.21
(5pt)

どこがいいというのは難しいけれど

庶民が別荘を持つとこんなものだろう、と本筋とは関係のないところで感心してしまいました。

つまらない(主人公の精神的に)日常を綴った作品ですが、じんわりと染み入るものがあります。

つまらなそうに見える人にも、その人の哲学があって、はっきりしない悲しみがあって、時間がゆっくり流れていく、そんな感じを綴った作品と思いました。
ジャージの二人 Amazon書評・レビュー: ジャージの二人より
4087746771
No.20
(4pt)

傷心の男ののんびりとした山荘での日々

妻ともうまくいかず、仕事もその為にやけになって辞めちゃって

実父の別荘(山荘のようなもの)で父と二人で過ごす夏の日々の話。

パラレルの主人公と同一人物かも。妻は不倫していて、

結局不倫相手が遊びでうまくいかなかったみたいけど、不倫した

という事実をどうしても許せない。話のはしばしに散らばる妻への

消せない恨み辛みが情けない感じに描写されている。

「パラレル」でも思ったけど、この本でも恋愛に関しては男の人の

方がねちねちしているのかなって思った。

それでも世間一般の父親よりいいかげんっぽい父(実際に2回離婚

して、今は3回目の結婚をしている)とのやり取りや、

別荘での日常生活の描写が良い感じにおもしろく、

話の重みを中和している。話の舞台が自然の中でなければ

もっともっと重くて読みすすめにくい話だったかも。
ジャージの二人 Amazon書評・レビュー: ジャージの二人より
4087746771

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