マネー・パニック'89



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    マネー・パニック’89
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    初公開日(参考)1987年05月
    分類

    長編小説

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    マネー・パニック’89

    1987年05月31日 マネー・パニック’89

    1988年12月ワシントン。元IMF専務理事ポール・メイヤーは、近々、全米第二の大手銀行BOA(バンク・オブ・アメリカ)が大打撃を受けるという噂を耳にした。事実なら、大パニックが起きる!メイヤーはBOA頭取に会うべくロンドンに飛ぶ。同じ頃チューリヒでは、スイス国立銀行頭取、ソ連の石油・金計画責任者、ベネズエラ石油相の三人がBOA壊滅計画を実行に移しつつあった…。迫り来るマネー・パニックは食い止められるか。鬼才・アードマンの大ベストセラー遂に登場!! (「BOOK」データベースより)




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    No.1:
    (5pt)

    欧米世界の金融、経済の仕組み

    Dr.P.Erdman
    イランのシャーの凋落を予言した「オイルクラッシュ」のあとに出た本です。原著題には「money」はなく、単に「The panic of '89」。日本向けの分かりやすい題名になっています。

    例によって、米国随一の外交官養成大学院をもつジョージタウン大学の教授が主人公。米国の大学と言えば、ハーバードを思い浮かべるでしょうが、日本と違って機能すみわけしていて、政治はジョージタウン、科学技術はMIT、コンピュータ科学はCMU。

    例によって金融・経済のビジネスマン。知的な美女。キッシンジャー、FRB、FDICなどなど米国を実効支配する人々満載。アードマンの小説に出てくる主人公は超エリートなのですが、その相方の美女は、もっと賢いという設定。それが愉快です。

    一つ、残念なのは、ハイブローすぎて、大学院の構造を知らない訳者にはうまく訳せていない部分も。例えば、所謂「大学」は知的エリートの間では学部と呼ばれます。その長が学部長。学部の上に大学院研究科があって、その長は研究科長。学部長も研究科長も英語ではDeanです。米国の役割名は日本の係長、課長、部長、のようではなく、Manager of xxとなります。xxで偉さがわかる仕掛け。
    で、原著では、大学院研究科のDeanがなんと「大学院事務局長」と訳されている。こDeanは物凄い権威があるように描写されています。学問の府で、学問と関係のない事務の長である事務局長にそんな権威はありません。

    とはいえ、内容はアードマン博士の面目躍如のハイブロー、ハイソサイアティ、知的エリートの世界の物語です。
    マネー・パニック’89Amazon書評・レビュー:マネー・パニック’89より
    4383026427



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