魔法少女育成計画 limited
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初版刊行(参考)
種別
長編
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2回
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あらすじ
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評判
魔法少女育成計画 limitedの評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 A ランク
魔法少女育成計画 limitedの総合評価:
9.14/10点 レビュー 14件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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その他、Amazon書評・レビューが 14件あります。
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短編集を除けば、「魔法少女育成計画」のシリーズ3作目となる本作。今作も「魔法少女」達が命を賭けた戦いに身を投じることになる、という点はこれまでと同様なのですが、今作はその戦いが「ゲーム」という体裁を取っておらず、「ある街に「魔法の国」から追われている魔法少女と使い魔の妖精がおり、それをきっかけとして複数の陣営に分かれた様々な魔法少女達が戦うことになる」という展開になっています。とはいえ、このシリーズの基本的な要素は変わっていません。登場する魔法少女達(「一部、「魔法使い」もいますが)は数が多いながらも分かりやすい個性や特有の能力を持っているという点は相変わらずですし、「誰が死ぬのか分からない」というスリリングさも従来通り。また、今作はこれまでと比べて魔法少女の「暴力性」や「狡猾さ」、ストーリーの展開の「無情さ」といった点が強調されているように思え、その影響か、可愛らしい絵柄からは想像できないようなグロテスクな描写について印象に残るものが多くなったように感じられます(中には、絵で表現したら規制が入りそうなものも)。こういう描写は使い所を間違えれば単なる悪趣味なものに陥りがちなのですが、相変わらず舞台となる街の描写や「魔法少女」「魔法の国」の設定等は非常に細かく作り込まれており、そういった確固とした軸の上で話が展開しているため、悪趣味に感じられる点はほとんど無く、むしろある種の「凄み」すら感じられます。
しかし、今作は分かりやすい「ゲーム」という体裁を取っておらず、様々な陣営がそれぞれ異なる思惑で行動しているということもあって、話の筋が少々掴み辛くなっている印象も。また、今作は最後に外部から様々な陣営を操っていた「黒幕」となる魔法少女が登場するのですが、その「黒幕」がどのように操っていたのか、どこまでが彼女の想定内の出来事だったのか分かり辛く感じられる印象があり、その辺りは少々説明的になっても分かりやすく読者に開示してほしかったところもあります。
このシリーズの特徴は「キャラクターの分かりやすさ」と「展開や設定の複雑さ」が上手く混じり合っているところにあると思いますが、今作は後者の方にやや傾いてしまっている感じがあったため、上記のような評価で。まあ、これは私自身の基準であり、読む人によって結構変わってくるところもあると思いますが。