(短編集)
ポワロック氏の事件簿 まぼろしのロッセリーニ鉄道
- 連作短編集 (229)
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”ひそひそ林””くしゃみ湾” 聞いただけですごくわくわくしてきませんか?私こういうの大だい好きなんです!!文字通りしあわせにしてくれる「しあわせな谷」というのはこの物語の舞台。そこで繰り広げられる様々なコト。野ねずみチャーチくんが効いてます! | ||||
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物語の舞台は、動物たちの町「しあわせの谷」。これは、その町で出版された書物・・・という設定が、まず凝っていて、冒頭には、しあわせの谷で出版された「初版本」の紹介文まで載っています。さらに、町周辺の古びた地図や、この本を執筆したという女性猫マリリンの肖像画とプロフィール・・・物語が始まる前に用意された数々の仕掛けは、ディズニーランドのアトラクションに並ぶ場に仕掛けられている演出みたいで楽しい。 そして、物語が幕を開け、繰り広げられるのは、古典推理小説を思い起こさせるようなノスタルジックな本格推理ドラマ。手がかりとなるのは、この世界独特の風習や町の歴史、不思議な食べ物などなど。部屋からほとんど外に出ない「安楽椅子探偵」ポワロック氏が、新聞や人々の噂を通じて周囲の出来事をパズルのように組み立てていく推理には、私たちの大人社会に通じるような皮肉も込められています。でも、辛らつにはならず、あくまでも温かく幕を閉じる物語に、爽やかな読後感を味わえました。 また、この物語では助手的な存在のチャーチくんが主人公となる「ねずみのチャーチくん 不思議な旅人からの贈りもの」は、「しあわせの谷」が細部まで描き込まれていて美しい絵本。どちらも、是非シリーズ化して欲しい! | ||||
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