コンバット・ゾーンの娘
※タグの編集はログイン後行えます
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
コンバット・ゾーンの娘の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
赤毛の女私立探偵、カーロッタ・カーライルのシリーズ2作目。元警官、離婚経験ありと、女性私立探偵ものにはありがちなプロフィール、町で一番の歓楽街にして、どうしようもない者ばかりが集まるはきだめのような場所「コンバット・ゾーン」での家出した娘探しという単純な事件が、やがて家族の中に横たわる暗い闇を探り当てることになると、これもありがちな話しと展開です。が、それでもこのシリーズはおもしろい。カーロッタがとても魅力的に書けているから。依頼人が少なく探偵業だけでは食べていけず、タクシー運転手のアルバイトをしているというのも現実味があっていいし、そのタクシー会社の社長でちょっと気になる男性との関係もいい感じ。そして何より、女性私立探偵ものによくある、『女??』ということを強調しすぎていないことがいい。「女だって・・」だの「女だと思って・・」だのを何度も繰り返されると、かえって『女性』ということにコンプレックスを持っているのでは?と感じて、読む気がなくなってしまうのですが、カーロッタにはそれが無い。といって、周りの人(特に男性)に頼ってばかりいるというわけでもなく、時には警察に対抗してまで自分の仕事をやり通す。そんなスマートながらタフなカーロッタなのですが、このシリーズあまり訳されていないのが残念です。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 1件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|