こころ 三十一番目の生徒
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 | 2012年06月28日 こころ 三十一番目の生徒 (カドカワ銀のさじシリーズ) 大学を卒業し、母校に新任高校教師として赴任してきた双葉絆。入学式で、ひとなつこい新入生の二宮さくらに出会う。初めての授業、初めてのクラス、緊張の日々は瞬く間に過ぎていくが、ある日、教室で親しげに声を掛けてきた生徒を見て、絆は仰天する。他のクラスにいたはずのさくらが、自分のクラスにいる。(そんなはずはない!もう十遍も出席を取ってきたのに)出席簿を見直すと、浅波流生という見知らぬ生徒まで増えていた。三十人のクラスが三十一人に増えている?一体、なぜ?待望の続編、ついに登場。 (「BOOK」データベースより) |
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| シリーズ１「こころ〜不思議な転校生〜」の続編で、主人公の８年後を描いています。 １のレビューとかぶりますが、こちらのレビューから読む方のためにあえて同じものを残します。 最初に表紙を見た時・読み始めた時、単なる児童文学かと思っていました・・・が、 どっこい、古き良きNHKのSF少年ドラマシリーズを彷彿とさせる、ノスタルジック SF大作なのだということに、改めて気づかされました。 内容も、中学生から読めるとは思いますが、眉村卓や筒井康隆のジュブナイルを 知らない世代には、この懐かしさや展開は理解できないと思われます。 こんな素晴らしい作品を書ける作家が存在したのですね。 眉村SFや筒井SFを継承しているようでいて、完全に現代のSFジュブナイルに仕上がって います。このジャンルに新風を巻き起こすシリーズになること間違い無しです！ 少年ドラマシリーズの復活、映画化、アニメ化が期待されます。 そして、さらなる続編や、シリーズ化を望みます。 | ||||
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