晩夏



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初公開日(参考)1991年06月
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長編小説

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晩夏 (創元推理文庫)

2010年10月28日 晩夏 (創元推理文庫)

夜が明けても伯母は帰らなかった。今泉酒造の奔放な家付き娘ながら、無断外泊は一切したことのないあの伯母が。愛する瑞生の美しい横顔をみつめながら、想子は不安にとらわれる。彼は、何を知っているのか―。夏の気怠い空気の向こうに次第に浮かび上がる、殺人事件の意外な真相とは。実力派作家が夏の終わり、少女の時間の終わりを繊細な筆致で綴った上質な青春恋愛ミステリ。 (「BOOK」データベースより)




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晩夏の総合評価:7.00/10点レビュー 2件。-ランク


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No.2:
(3pt)

からみあった人間関係か

1991年に集英社から出た単行本の文庫化。
 長編ミステリである。
 日本酒の酒蔵を舞台に、社長夫妻、それぞれの愛人たち、息子、姪、社員たちが複雑に絡み合ったストーリーとなっている。いずれも一癖ありそうな人物ばかりで、誰もが怪しく見える。そのあたり、なかなかよくできていた。
 結末は可もなく不可もなくという印象だ。悪くはないけど、何だか拍子抜け。
晩夏Amazon書評・レビュー:晩夏より
4086090163
No.1:
(4pt)

雰囲気のいいミステリーでした。

20年前の単行本が今になって文庫化?! ということで気になって読んでみました。ライトノベルを卒業した大人向けというコンセプトだそうです。全体的に統一された雰囲気の漂う作品なので、読んでいて古いという感じはしませんでした。昔ながらの造り酒屋の感じを描こうと思ったら、今書いてもこんなふうになるかも。ストーリーは、いろいろ疑問が提示され、最後にすべてがわかります。それほど驚くことはないのだけれど、きれいにまとまっているなという印象で、そういうことかーとスッキリ読み終えることができました。ただ、この小説のよさは、そういうストーリーのまとまりよりも、想子の恋心とか、いとこ同士のちょっと許されないんじゃないかというすれすれの恋愛の機微のようなものが伝わってくるところでしょう。そちらのほうがどうなるのかとドキドキします。全体としては、いろいろな登場人物の視点で書かれているのですが、そのために読んでいて気持ちが分散してしまって、ちょっと残念だったかなと思いました。読んでいて切実に伝わってくるのは想子の思いで、ほかの人の思いはどうしても中途半端にしか伝わってこないので、最初から最後まで想子の視点で書いてくれれば、感情移入もしやすかったし、中だるみも解消し、小説の深みも出て、もっと読みごたえがあったかなと思いました。とはいえ、またこの作家のこういう作品を読みたいと思わせてくれたので、ちょっと甘めに★4です。
晩夏Amazon書評・レビュー:晩夏より
4086090163



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