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マリアの月
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マリアの月の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.29pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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手榴弾て(笑) アリスの方が面白かったと思います。 これは、手榴弾しか思い出せません。 | ||||
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盛り上げるコツを心得ている作家だと思う。 展開がハデで、キャラが立っていて、ぐいぐい読まされる。 しかし、冷静に振り返ると、説得力がないんだよねえ〜。 知的障害者のグループが、こうも都合よく真理亜に協力するか? というあたりから、一矢の麻薬のばら撒き方の派手さでは 秘密にも何にもなってないだろ、といったようなことも、 細かいといわれるかもしれないけど、そういうことをきちんと 書き込んでこそ、説得力というものは生まれると思う。 まあ、ハデだからいいっていえばそういう考え方もあるけど。 でも、せっかく設定はいいんだから、もったいない。 『アリスの夜』も、悪くなかったのに、安易に流されてるところが 惜しかったんだよね〜。 筆力はあると思うので、将来、もっと上達して、 完全に物語世界に連れて行ってくれるような小説を 書いてくれるのを期待します。 | ||||
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初めて、三上洸という作家を知ったのだが、この一冊で、完全にファンになってしまった。 もっと話題になっていてもいいのに!!!!と思ってしまう。 ●文章がうますぎ!! 絵画や口のきけない少女といった、文章では表現しづらい物事を、実に的確な言葉で描写している。文章を読むだけで、場面を思い描くことが出来る。本当に文章のうまい作家さんだと思う。 ●キャラクターが魅力的!! 主人公、ヒロイン、それを取り巻く周囲の人々。それから、敵対する組織の皆さん。みんな、一人一人がきちんと個性的で、全員に魅力がある。 ●題材選びが面白い!! 普通に絵を描く話かと思えば、フレスコ画がメインになっていく。その、フレスコ画の製作工程の緻密かつ躍動的な描写を読んでいて、フレスコ画の世界にも興味を持った。 | ||||
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某カルト教団のサリン事件を未然に防げなかった国なので いつ何がおきても不思議はないわけだが それにしても真理亜を狙い逆に利用しようとする敵の設定はヤバすぎるぐらいにリアル。 現実に日本の政党が日本人拉致に関与していたり 公安調査庁が某国団体と癒着していたり 世界最大の鉄道会社が米政府指定テロ組織に支配されていたり その組織のトップが元防衛大臣と仲良しだったりする奇々怪々の世の中なら こんなことが今自分の住んでいる街で 実際に起きているかもしれないと空恐ろしくなること請け合い。 | ||||
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季楽ドヲルが表紙なのを見て 思わずジャケ買いした不純な自分ですが 中身を読んでまた完璧やられました こんなのあり??みたいな展開に 引き込まれて一気に読破 ふだんミステリーとか読まないのですが これはほんとに面白かったです | ||||
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新聞の新刊紹介記事を見て、なんとなく気になり、 えいやと購入したのが大当たり。 真理亜と敦史の、芸術をとおしたピュアな純愛も泣けるが、 二人をとりまく気宇壮大な世界観には驚かされる。 基本的には正統派の倒叙推理なのだが、そこに絵画を軸に 心理学、脳科学、など様々な知識をもとにした「仕掛け」が いくつも埋め込まれていて、プロットは二転三転。 まったく先が読めない。クライマックスは大スペクタクル。 それがこれだけ、すらすら読める文章で書かれているのだから 面白くないはずがない。とてつもなく大きな拾い物だった。 | ||||
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3時間弱で一気読みしました。とにかく次から次へこれでもかと 色んなことが起き、ストーリーが予想外の方向に展開していくので、 もうページをめくるのが、読むのにおいつかないという感じでした。 文章がとても読みやすいので、映像がすぐ目に浮かんできます。 描写もリアルで「読む映画」という感じです。 ヒロインの真理亜はもちろん、どのキャラクターもそれぞれに個性的です。 悪役まで魅力的で惹き付けられます。個人的には一矢に萌え(笑) ラストシーンはもう感動の一言。壮大なテーマに圧倒されて 気が遠くなるような感覚を味わいました。心が浄化されたような感じで、 読み終わった今もまだ余韻が続いています。 | ||||
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