パラレル

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評判

パラレルの評価:

4.33/5点 レビュー 24件。 A ランク

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平均点4.33pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全48件 21〜40 2/3ページ
No.28
(4pt)

つるっと読める

「猛スピードで母は」を読んで期待していたら、ちょっと肩すかしを食らった感じ。ちょっとふつうのエンタメっぽい。ただ、たいしたことも起こらない(わざとらしいことが起こらない)わりには最後まで面白く読めた。イタリア料理店での主人公の感想、「ラグーのパッパルデッレってなんだ」というつっこみは面白かった。でも全体になんか印象が残らなかったなあ。感じいいんだけど……。宙ぶらりんなアラウンド30の男子にはお勧めするけど、それ以外の人にはどうなんだろうなあ。よくわからん。
パラレル (文春文庫) Amazon書評・レビュー: パラレル (文春文庫)より
4167693038
No.27
(4pt)

つるっと読める

「猛スピードで母は」を読んで期待していたら、ちょっと肩すかしを食らった感じ。ちょっとふつうのエンタメっぽい。ただ、たいしたことも起こらない(わざとらしいことが起こらない)わりには最後まで面白く読めた。イタリア料理店での主人公の感想、「ラグーのパッパルデッレってなんだ」というつっこみは面白かった。でも全体になんか印象が残らなかったなあ。感じいいんだけど……。宙ぶらりんなアラウンド30の男子にはお勧めするけど、それ以外の人にはどうなんだろうなあ。よくわからん。
パラレル Amazon書評・レビュー: パラレルより
4163230602
No.26
(5pt)

オトコ心を覗き見★

ナンセンスなのに切ない、だけど可笑しくてあったか〜い気持ちになりました。

☆笑っちゃいました・・・夜のお姉様とのラブスキルがあるオトコは、普通の人と上手く恋愛できないコンプレックスを持っていること。

☆理解しました・・・オトコがメールの返信しない訳。

☆やっぱり好きか・・・ゲームとF1。

☆泣けるよ・・・オトコの友情。

☆可愛いじゃん・・・ラブは純愛が一番?

☆みんなそうなのか・・・オンナ心を分かろうとしない!

序段あたりの結婚式の場面で、主人公の親友である津田が
「結婚によって自分たちを守る文化を築いていってください」
とナイスなスピーチを披露する。
ラスト、主人公の七郎が別の結婚式で行うスピーチのアンチョコ
「円満の秘訣は信じること。ただもう無闇に信じるのです。屁理屈も理屈、邪道も道、腐れ縁も縁。」
は津田のそれを肉付けしたものだ。

当たり前だけど、結婚するということは、相手と死ぬまで添い遂げる覚悟が必要。
無闇に信じ切るというのは、逆説的でありながらも、ある意味極論ですね。
長嶋作品のなかでは、群を抜いて面白いと思います!(拍手)
パラレル (文春文庫) Amazon書評・レビュー: パラレル (文春文庫)より
4167693038
No.25
(5pt)

オトコ心を覗き見★

ナンセンスなのに切ない、だけど可笑しくてあったか〜い気持ちになりました。

☆笑っちゃいました・・・夜のお姉様とのラブスキルがあるオトコは、普通の人と上手く恋愛できないコンプレックスを持っていること。

☆理解しました・・・オトコがメールの返信しない訳。

☆やっぱり好きか・・・ゲームとF1。

☆泣けるよ・・・オトコの友情。

☆可愛いじゃん・・・ラブは純愛が一番?

☆みんなそうなのか・・・オンナ心を分かろうとしない!

序段あたりの結婚式の場面で、主人公の親友である津田が
「結婚によって自分たちを守る文化を築いていってください」
とナイスなスピーチを披露する。
ラスト、主人公の七郎が別の結婚式で行うスピーチのアンチョコ
「円満の秘訣は信じること。ただもう無闇に信じるのです。屁理屈も理屈、邪道も道、腐れ縁も縁。」
は津田のそれを肉付けしたものだ。

当たり前だけど、結婚するということは、相手と死ぬまで添い遂げる覚悟が必要。
無闇に信じ切るというのは、逆説的でありながらも、ある意味極論ですね。
長嶋作品のなかでは、群を抜いて面白いと思います!(拍手)
パラレル Amazon書評・レビュー: パラレルより
4163230602
No.24
(5pt)

30代後半男性は必読

時間軸が目まぐるしく変わり、物語に深みを与えていく。軽いんだか真面目なんだか解らない登場人物達。ちょうど30代後半になった我々の周りに「いた」、あるいはまだ「いる」人達の物語。バブルを学生時代に体験し、そんな恩恵にあずかったわけでなく、就職しようとするときには、バブルがはじけ、就職難。そんな時代に生きた僕たちに贈られた、中年に差し掛かる手前の物語。ハットする言葉が散りばめられていて、ちょっとだらしない私たちには、最高の物語です。本当に最高な物語なので「Hot-Dog PRESS」なんか読んでいて「試みの地平線」なんかに涙した人は必読です。そんなあなたの物語ですから。
パラレル (文春文庫) Amazon書評・レビュー: パラレル (文春文庫)より
4167693038
No.23
(5pt)

30代後半男性は必読

時間軸が目まぐるしく変わり、物語に深みを与えていく。軽いんだか真面目なんだか解らない登場人物達。ちょうど30代後半になった我々の周りに「いた」、あるいはまだ「いる」人達の物語。バブルを学生時代に体験し、そんな恩恵にあずかったわけでなく、就職しようとするときには、バブルがはじけ、就職難。そんな時代に生きた僕たちに贈られた、中年に差し掛かる手前の物語。ハットする言葉が散りばめられていて、ちょっとだらしない私たちには、最高の物語です。本当に最高な物語なので「Hot-Dog PRESS」なんか読んでいて「試みの地平線」なんかに涙した人は必読です。そんなあなたの物語ですから。
パラレル Amazon書評・レビュー: パラレルより
4163230602
No.22
(5pt)

30男

人間はそんなに変わらない。
根底で自分に満足している人間はなおさら。

変えたい部分があり、追い求める結果はある。
一つのことを追いすぎるとほかの事は一切手に入れられないかもしれないし、
何にも興味を示せなければ、手に入れたものの大きさにすら気付けない。
パラレル (文春文庫) Amazon書評・レビュー: パラレル (文春文庫)より
4167693038
No.21
(5pt)

30男

人間はそんなに変わらない。
根底で自分に満足している人間はなおさら。

変えたい部分があり、追い求める結果はある。
一つのことを追いすぎるとほかの事は一切手に入れられないかもしれないし、
何にも興味を示せなければ、手に入れたものの大きさにすら気付けない。
パラレル Amazon書評・レビュー: パラレルより
4163230602
No.20
(4pt)

三十男の今

なぜかもてまくる、ということを除けば、恋愛および仕事で転換期を迎えるすべての三十代の男が感情移入しやすい会話と思い出のオンパレード。どう逃げたってある「責任」を追わなければならない年齢に達してしまった、かつての青年たち。

物語ではなくエピソードが時間を無視して想起される書き方と、軽妙な会話が、危ないくらいに気持ちいい。人間関係も自分自身の過去もどうしようもなく「パラレル」で、今の僕とは交差しようがないようなところで、愚直なくらい楽観的に何かを信じることが切ない。

「F1の川井ちゃん」と聞いてはっと気付く人は読むべし。
パラレル (文春文庫) Amazon書評・レビュー: パラレル (文春文庫)より
4167693038
No.19
(4pt)

三十男の今

なぜかもてまくる、ということを除けば、恋愛および仕事で転換期を迎えるすべての三十代の男が感情移入しやすい会話と思い出のオンパレード。どう逃げたってある「責任」を追わなければならない年齢に達してしまった、かつての青年たち。

物語ではなくエピソードが時間を無視して想起される書き方と、軽妙な会話が、危ないくらいに気持ちいい。人間関係も自分自身の過去もどうしようもなく「パラレル」で、今の僕とは交差しようがないようなところで、愚直なくらい楽観的に何かを信じることが切ない。

「F1の川井ちゃん」と聞いてはっと気付く人は読むべし。
パラレル Amazon書評・レビュー: パラレルより
4163230602
No.18
(4pt)

誰にでもあてはまる日常だけど面白い!

バツ一男の日常の話。バツ一になるまでの色々とか

バツ一になってからの色々とかが、時間を今→昔→今って感じで

交差して(秩序だってはいない)書かれている。

男性からの視点で女性を見て描いているので読んでいて面白かった。

離婚前の妻への「お前が悪い悪い」(実際妻が不倫して

いたから悪いのだけど)みたいな気持ちとか女々しさが

男の人っぽいって思った。

ありきたりの日常なのに、これだけ退屈させないように

描けるってすごいって思う。
パラレル (文春文庫) Amazon書評・レビュー: パラレル (文春文庫)より
4167693038
No.17
(4pt)

誰にでもあてはまる日常だけど面白い!

バツ一男の日常の話。バツ一になるまでの色々とか

バツ一になってからの色々とかが、時間を今→昔→今って感じで

交差して(秩序だってはいない)書かれている。

男性からの視点で女性を見て描いているので読んでいて面白かった。

離婚前の妻への「お前が悪い悪い」(実際妻が不倫して

いたから悪いのだけど)みたいな気持ちとか女々しさが

男の人っぽいって思った。

ありきたりの日常なのに、これだけ退屈させないように

描けるってすごいって思う。
パラレル Amazon書評・レビュー: パラレルより
4163230602
No.16
(4pt)

現代において上品であること

「ラブとジョブ」が主題、となればどうしても想起する小説がある。
’80年代のエネルギーが渦巻く村上龍の「テニスボーイの憂鬱」である。
村上は主人公にこんなようなモノローグをさせる。
「誰かを助けることも、誰かに助けられることもできはしない。できるのは
ただキラキラと輝くことだけだ」。
それから20年ほどが経ち、知りあいのキャバクラ嬢の結婚式でのスピーチとして、長島有は次のような地声を聴かせる。
「夫婦円満の秘訣は信じることです。信じるとは、なにか疑わしいことがないから信じるのではなくて、ただもう無闇に信じるのです」。
現代日本でもし上品に生きようと思ったら、長島の意見は傾聴すべきだ。上品さとはカッコいい話し方ができることではなく、ベンツはどの車種に限るといった商品情報に秀でていることではなく、ただ無闇に信じることができるというその一点において測られるべきだ。
時代の変化の(評者にとっては)好ましい変化を掬い取った意欲作である。
パラレル (文春文庫) Amazon書評・レビュー: パラレル (文春文庫)より
4167693038
No.15
(4pt)

現代において上品であること

「ラブとジョブ」が主題、となればどうしても想起する小説がある。
’80年代のエネルギーが渦巻く村上龍の「テニスボーイの憂鬱」である。
村上は主人公にこんなようなモノローグをさせる。
「誰かを助けることも、誰かに助けられることもできはしない。できるのは
ただキラキラと輝くことだけだ」。
それから20年ほどが経ち、知りあいのキャバクラ嬢の結婚式でのスピーチとして、長島有は次のような地声を聴かせる。
「夫婦円満の秘訣は信じることです。信じるとは、なにか疑わしいことがないから信じるのではなくて、ただもう無闇に信じるのです」。
現代日本でもし上品に生きようと思ったら、長島の意見は傾聴すべきだ。上品さとはカッコいい話し方ができることではなく、ベンツはどの車種に限るといった商品情報に秀でていることではなく、ただ無闇に信じることができるというその一点において測られるべきだ。
時代の変化の(評者にとっては)好ましい変化を掬い取った意欲作である。
パラレル Amazon書評・レビュー: パラレルより
4163230602
No.14
(5pt)

つぼにはまる。

これは、油断していると大変おもしろくて困りますよ。主人公の七郎は大変善良な感じがするが、長期別居の末離婚し、女に餓えていたりもする。その餓え方が小市民的で、女の自分も共感できる。
なべてこの世はラブとジョブ、というのが七郎の友人津田の言葉として出てくるが、七郎も津田も、少しずつラブともジョブともずれているところがいい。ラブとジョブといいながら、ラブでもジョブでもないライフがそこにあるような。でもそれこそがラブとジョブでもあるような。
 あと、北斗の拳とかテトリスとか出てくるので、1970年代生まれの人間は心くすぐられるかも。
パラレル (文春文庫) Amazon書評・レビュー: パラレル (文春文庫)より
4167693038
No.13
(5pt)

つぼにはまる。

これは、油断していると大変おもしろくて困りますよ。主人公の七郎は大変善良な感じがするが、長期別居の末離婚し、女に餓えていたりもする。その餓え方が小市民的で、女の自分も共感できる。
なべてこの世はラブとジョブ、というのが七郎の友人津田の言葉として出てくるが、七郎も津田も、少しずつラブともジョブともずれているところがいい。ラブとジョブといいながら、ラブでもジョブでもないライフがそこにあるような。でもそれこそがラブとジョブでもあるような。
 あと、北斗の拳とかテトリスとか出てくるので、1970年代生まれの人間は心くすぐられるかも。
パラレル Amazon書評・レビュー: パラレルより
4163230602
No.12
(4pt)

男の結婚観

女が本音で語りだした時代、ガードが固かった男たちも、ぽつぽつと、語りだしたその奥底、相手のトランプをちょっと見ちゃったようで、「なあ~んだ、同じ物を待っているんだ」という男女のゲームへのテンションが、少し下がった読後感である。不倫して別れたはずの妻が復縁も匂わされるような近距離をうろうろされて、結局は「腐れ縁も縁のうち」というしめかたをしてしまった主人公、昔の男は、こんなに大人ではなかったような気もするが、とも思いつつ、時々、急所を刺されつつ、ところどころ撫であうような、妙に肌の感触のある、今後にさらなる期待を持たせる本だった。
パラレル (文春文庫) Amazon書評・レビュー: パラレル (文春文庫)より
4167693038
No.11
(4pt)

男の結婚観

女が本音で語りだした時代、ガードが固かった男たちも、ぽつぽつと、語りだしたその奥底、相手のトランプをちょっと見ちゃったようで、「なあ~んだ、同じ物を待っているんだ」という男女のゲームへのテンションが、少し下がった読後感である。不倫して別れたはずの妻が復縁も匂わされるような近距離をうろうろされて、結局は「腐れ縁も縁のうち」というしめかたをしてしまった主人公、昔の男は、こんなに大人ではなかったような気もするが、とも思いつつ、時々、急所を刺されつつ、ところどころ撫であうような、妙に肌の感触のある、今後にさらなる期待を持たせる本だった。
パラレル Amazon書評・レビュー: パラレルより
4163230602
No.10
(4pt)

孤独も傷心も、少しずつの再生も、パラレルで。

『ジャージの二人』のときは、じんわりくるおかしみより、妻に対する陰にこもった湿った感情が、いやに目について、どうもしっくりこなかったのですが、この『パラレル』は、とてもうまく、いろんな感情が消化されて描かれていると思いました。あるレベル以上の作品は、こちらが望まずともすうっと、作品の世界に引きこんでくれるような感じがします。
長嶋氏の持ち味である、ちょっととぼけたような雰囲気も、作品全体に行き渡っていて、決して明るい話ではないのに、深刻ぶらず、淡々と物事を受け止める主人公・七郎のようすが、丁寧に書き込まれています。友人の津田、元妻、キャバクラ嬢のサオリ、みんな、どこか醒めたような、それでいて人と繋がりたがっている感じ。サオリの孤独も、元妻の孤独も、七郎は感じているようですが、自分からは入り込んでいかないところなんか、七郎という人間をよく表していると思いました。
サオリの堕胎や、後の結婚。嫉妬に狂ったような赤い唇の女など、結構濃い描写もあるのですが、全体として、するするとした印象で、それなのに、人の様々な感情がこんなに伝わってくる作品は珍しいと感じました。
パラレル (文春文庫) Amazon書評・レビュー: パラレル (文春文庫)より
4167693038
No.9
(4pt)

孤独も傷心も、少しずつの再生も、パラレルで。

『ジャージの二人』のときは、じんわりくるおかしみより、妻に対する陰にこもった湿った感情が、いやに目について、どうもしっくりこなかったのですが、この『パラレル』は、とてもうまく、いろんな感情が消化されて描かれていると思いました。あるレベル以上の作品は、こちらが望まずともすうっと、作品の世界に引きこんでくれるような感じがします。
長嶋氏の持ち味である、ちょっととぼけたような雰囲気も、作品全体に行き渡っていて、決して明るい話ではないのに、深刻ぶらず、淡々と物事を受け止める主人公・七郎のようすが、丁寧に書き込まれています。友人の津田、元妻、キャバクラ嬢のサオリ、みんな、どこか醒めたような、それでいて人と繋がりたがっている感じ。サオリの孤独も、元妻の孤独も、七郎は感じているようですが、自分からは入り込んでいかないところなんか、七郎という人間をよく表していると思いました。
サオリの堕胎や、後の結婚。嫉妬に狂ったような赤い唇の女など、結構濃い描写もあるのですが、全体として、するするとした印象で、それなのに、人の様々な感情がこんなに伝わってくる作品は珍しいと感じました。
パラレル Amazon書評・レビュー: パラレルより
4163230602