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オモチャ箱 安吾探偵控



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【この小説が収録されている参考書籍】
オモチャ箱 安吾探偵控 (創元クライム・クラブ)

オモチャ箱 安吾探偵控の評価: 2.00/5点 レビュー 1件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(2pt)

坂口安吾が哀しく感じた

降霊会や霊媒師、からくり人形のある怪しげな屋敷、
闇屋や共産党員など、戦後の混沌とした曖昧な雰囲気の中、
殺人事件の真相や真犯人を3日間という短い時間で
素人探偵の3人が、明らかにしていくストーリー展開である。
 
 だが、降霊会参加者が催眠術にかけられていて、
事件の記憶が曖昧だったり、犯人が催眠術で操られていたりと、
推理小説としては、アンフェアであり得なさそうな設定である。
何よりも、ラストには真相解明を行い探偵らしくなるものの、
坂口安吾が薬物中毒で精神病院に入院していたり、贋者が現れたり、
犯人にされそうになったりと、ひどい有様であるのが哀しく感じた。
オモチャ箱 安吾探偵控 (創元クライム・クラブ)Amazon書評・レビュー:オモチャ箱 安吾探偵控 (創元クライム・クラブ)より
448801223X

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