失われたミカドの秘紋
評判
失われたミカドの秘紋の評価:
4.36/5点 レビュー 36件。 A ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1〜5 1/1ページ
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失われたミカドの秘紋の評価:
4.36/5点 レビュー 36件。 A ランク
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勿論自分は本書の内容を一切信じていない。あくまで歴史エンターテインメント小説として読んでいる。
それはそうであろう。
「あたかも既成事実であるようにしゃべった(本書275頁)」
「望月は別の思いつきをしゃべった(本書329頁)」
などなど、自説を架空の望月という作家に語らせる手法だが、基本は根拠に乏しい事柄を、”既成事実”の様に相方のユカに語り、ユカもそれを納得してしまうし、自身の”思いつき”をそのまま自身で納得してしまう。
本書の肝は、漢字(や日本語)はアラム語やヘブライ語が起源となっていると言う自説。
ところが、この自説も「ヤマイがヤマトに訛ったなどとしらばっくれて逃げられるなら、何でもありだ(本書434頁」と言う割には、孔子はユダヤの血を引くのでは?と言う自説への根拠として、孔子の発音は「コンスー」で、ユダヤの司祭は「コーヘン」、「コンスー」と「コーヘン」は日本語の「まじめですか?」と「まじっすか?」よりは近いと言い張る。
同様に京都の太秦(ウズマサ)はイッシュ・マッシャ、つまりイエス・メシアの事(本書479頁)だと断定するが、これも、他人の説に難癖をつけている”何でもありだ”と、実は同じレベル。
本人も、この同じレベルには気づいている様子で、「なんでもかんでもユダヤ人と結びつける噴飯ものの日ユ同祖論とは完全に違っていて(本書472頁)」と書いているが、読者からすれば、どっちもどっち。
典型的な陰謀論と同レベルとしか言いようがない。但し、あくまでも架空の望月氏とユカ氏の会話から紡ぎだされる小説の形式を取っているので、エンターテインメントとして読むのなら面白い。
残念ながらそれも途中から失速した感が有るので、星は三つに減点。