シルヴィウス・サークル



    ※タグの編集はログイン後行えます

    ※以下のグループに登録されています。


    【この小説が収録されている参考書籍】
    オスダメ平均点

    0.00pt (10max) / 0件

    0.00pt (10max) / 0件

    Amazon平均点

    4.00pt ( 5max) / 1件

    みんなの オススメpt
      自由に投票してください!!
    1pt
    サイト内ランク []-
    ミステリ成分 []
      この作品はミステリ?
      自由に投票してください!!

    10.00pt

    80.00pt

    20.00pt

    20.00pt

    ←非ミステリ

    ミステリ→

    ↑現実的

    ↓幻想的

    初公開日(参考)2002年03月
    分類

    長編小説

    閲覧回数3,267回
    お気に入りにされた回数0
    読書済みに登録された回数0

    ■このページのURL

    ■報告関係
    ※気になる点がありましたらお知らせください。

    シルヴィウス・サークル (創元クライム・クラブ)

    2002年03月31日 シルヴィウス・サークル (創元クライム・クラブ)

    一九三×年、“さかしまの娘”と名乗る二人組の女性芸術家が造り上げたのは、エレベーター装置を組み込んだ巨大な芸術作品“プルースト・マシン”。それは一種の大パノラマで、支柱を中心に回転しながら上昇するシートに坐った顧客は、壁面に描かれた数々の絵画を目にすることで、彼岸的な至福の体験を味わえるという趣向のものだ。高等遊民・神野がパノラマ館を訪れた日、“さかしまの娘”の一人が自らマシンに乗り込んでみせる。数分後、役目を終えたシートはゆっくりと下降してきたが、シートの中の芸術家は冷たい骸と化していた。同時に財閥当主の射殺死体も発見される。突如起こった二重の惨劇に興味を覚え、神野は調査を開始するが、謎は昏迷を深めるばかり。そして起こった第二の事件―「蜃気楼に人間が殺せるものかね?」強靭な美学と幻想に彩られた、異才・迫光のデビュー長編。神野伶弐シリーズ第一弾。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

    シルヴィウス・サークルの総合評価:8.00/10点レビュー 1件。-ランク


    ■スポンサードリンク


    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

    現在レビューがありません


    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.1:
    (4pt)

    誰も知るべきではなかったのだ、他人の至福の記憶なんて

     鮎川賞の最終候補作。 私はヘãƒ"ーなミステリ読みではないのですが、各部の扉のエãƒ"グラフにそそられて、読みまã-た。「念には念ã‚'å...¥ã‚Œã‚‹ãŸã‚ã€ç§ãŸã¡ã¯ã"の地上で、極楽に足ã‚'踏みå...¥ã‚Œã¦ãŠãâ€•―ラ・ãƒ'ェリュ夫人」。「ã"のå...‰ã®å¸¯ã¯è-¤è‰²ã§ã‚った、ç'«ãŒã‹ã£ãŸã"の色合いã"そ……まさã-く時é-"の色合いなのである――ウラジーミル・ナボコフ」。「回想される物語ほど、虚構的なものはない――ダニエル・シュミット」。 どうです? なã‚"か独特の雰囲æ°-が立ち上っていませã‚"か(ç¬') 小説の舞台はï¼'9ï¼"0å¹'代の東京。だが、「ある警ä¸-家が”大ä¼'止”とå'¼ã‚"だ時代」であるã"れは、現実のï¼"0å¹'代ではなく、現実からすã"ã-だã'ずれた架空の時代。ã"のï¼"0å¹'代の退嬰的な雰囲æ°-がいい。 語り口は!ã‚!†ã£ãŸã‚Šã-ています。前半はæ-‡ç« ã‚‚やや硬い感じだã-、スãƒ"ード感のあるミステリã‚'読みæ...£ã‚ŒãŸäººã«ã¯ã€å°'ã€...かったるいかもã-れませã‚"。でも、さかã-まの娘、ãƒ-ルースト・マシン、臨死ä½"é¨"è€...の見るãƒ'ィジョン、といったé"å...·ç«‹ã¦ã«ã¯ã¾ã‚‹ã¨ã€ã"のまったり感が逆に快感になってくる。 謎解きã‚'楽ã-むというより、「報われぬ愛と、(決ã-て手が届かないからã"そ、永遠に夢見られつづã'る)至福」の物語とã-て、そのä¸-界の雰囲æ°-に浸る本。ラストはちょっと、ロス・マクのå'³ã‚ã„。「誰も知るべきではなかったのだ、ä»-人の至福の記憶なã‚"て」という、探偵役・神野の言è'‰ãŒå°è±¡ã«æ®‹ã‚‹ã€‚ 読ã‚"だ後、不思議な余韻が残って、いつかまた読みè¿"ã-たくなるæ°-がã-た。そういう本にはなかなか出会えないので。好き嫌いが分ã!‹!れる作å"ã ã¨æ€ã„ますが、私は好きでã-た。
    シルヴィウス・サークル (創元クライム・クラブ)Amazon書評・レビュー:シルヴィウス・サークル (創元クライム・クラブ)より
    4488012884



    その他、Amazon書評・レビューが 1件あります。
    Amazon書評・レビューを見る     


    スポンサードリンク