死体は二度消えた
※タグの編集はログイン後行えます
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
死体は二度消えたの総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
1975年に立風書房から出た単行本の文庫化。 鷹見緋沙子は実在する作家ではなく、天藤真、大谷羊太郎、草野唯雄の3人が共同でつくったハウスネーム。中島河太郎の発案によるという。 1975年に天藤が『わが師はサタン』、大谷が『死体は二度消えた』、草野が『最優秀犯罪賞』を執筆して「デビュー」。 その後も6、7冊の作品を発表している。ただ、天藤と草野は最初だけしか参加しなかったようで、ほとんどは大谷の手になるものだ(天藤短篇が1本あるが)。 それはそれとして、本書は良く出来た作品だと思う。とにかくアイデアが面白い。しかも次々と事件が展開していって、最後はまったく予想していなかったような結末となる。巧妙なストーリーであった。しかも、ユーモアも充分。 展開にスピード感がないのが欠点か。 解説で中島氏が「昭和五〇年にデビューした際には、作風の異なった長篇を続けざまに刊行したので」とか「家庭の事情でそのまま筆を断ってしまったので」などと書いているのも楽しい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
1975年に立風書房から出た単行本の文庫化。 鷹見緋沙子は実在する作家ではなく、天藤真、大谷羊太郎、草野唯雄の3人が共同でつくったハウスネーム。中島河太郎の発案によるという。 1975年に天藤が『わが師はサタン』、大谷が『死体は二度消えた』、草野が『最優秀犯罪賞』を執筆して「デビュー」。 その後も6、7冊の作品を発表している。ただ、天藤と草野は最初だけしか参加しなかったようで、ほとんどは大谷の手になるものだ(天藤短篇が1本あるが)。 それはそれとして、本書は良く出来た作品だと思う。とにかくアイデアが面白い。しかも次々と事件が展開していって、最後はまったく予想していなかったような結末となる。巧妙なストーリーであった。しかも、ユーモアも充分。 展開にスピード感がないのが欠点か。 解説で中島氏が「昭和五〇年にデビューした際には、作風の異なった長篇を続けざまに刊行したので」とか「家庭の事情でそのまま筆を断ってしまったので」などと書いているのも楽しい。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 2件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|