冷蔵庫探偵 蔵前怜子
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| こちらは以前、コミック(全3巻)で読んだことがあります。 本のタイトルだけでなく、著者、軸となる人物(蔵前怜子、真名辺[真名部]涼)も同じだったので、完全ノベライズ版かと思いましたが、違いました。 確かに重なる事件はありますが、コミックでは事件そのものが沢山出てくるのに対し、小説では、怜子や涼の過去にも触れ、それが特に後半では重要になってきます。 他の登場人物もかなり異なるので、もし私のように以前コミックで読んだことのある方も、小説版で読む価値アリです。 また反対に、今回小説で初めて読む方も、電子書籍などでコミック版を読むのもオススメです。 ケータリングサービスをしている怜子のもとで、無報酬の助手をしている涼は実は刑事。刑事に徹するには読みが甘いと上司から指摘され、「冷蔵庫探偵」怜子の観察力を見習うべく、事件が起きるたびに、当事者の冷蔵庫を見て様々な気づきを得ていきます。 これが読んでいて、気持ちいい。 怜子の説明に「なるほど」と思いつつ、その読みを裏付けるべくどのように当事者から真相を聞き出すのか、どきどきしながら読み進めていきました。 終盤でも、冷蔵庫のサイズ(収容量)からウソを見抜く等、やはり独特で読みがいがありました。 それだけでなく、決め手が言葉に潜むちょっとした違和感だったこともあって、怜子のカンの良さが際立ち、クライマックスの面白さに拍車をかけていたと思います。 まあ、それはともあれ。 この本全体がほんわかして終わっているのは、最後の最後まで栄養が考えられた食べ物があったから。 ある意味、鋭い洞察力と食事の栄養を一度に学べる楽しい本でした。 | ||||
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