奇妙な刺客



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    初公開日(参考)2000年03月
    分類

    長編小説

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    祇園社神灯事件簿 奇妙な刺客 (徳間文庫)

    2011年08月05日 祇園社神灯事件簿 奇妙な刺客 (徳間文庫)

    公家の庶子として生まれ、悲惨な過去を抱えた植松頼助は祇園社の神灯目付役として境内や町の警護に務める日々を送っている。祇園まつりを控えたある日、大雲院の屏風絵が毎年消えてゆくという不思議な噂を耳にした彼はさっそく現地へ向かうが、そこで奇妙な男に出会う…。剣の達人が京の難事件を解決する連作四篇。(「BOOK」データベースより)




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    奇妙な刺客の総合評価:7.20/10点レビュー 5件。Cランク


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    No.5:
    (3pt)

    京都風土記

    著者の「高瀬舟」シリーズをほぼ読み切ってしまいましたが、こんなのもあったのですね。これは京都の「祇園社」(これは八坂神社のことらしいです)の神灯目付け役の頼助を主人公とした作品です。頼助を中心として周りにいくつかの鍵となる脇役が配置され、京都で起きる事件に対処していくというわけです。「高瀬川」シリーズとの時代的な対応は細かくはチェックしませんでしたが、本書にも若干の言及はあります。
    この著者のこの種の作品集にはいくつかの共通点があるようです。まず舞台としては京都が選ばれている。次に、ほとんど着目されることのない職業に従事される人物が主人公として設定されている。本書でもそうですし、他のシリーズ(陰陽氏)もそうです。商人階級が主人公の影のパトロンとしていつも登場する。そしてどの主人公も表の権力(奉行所、同心)と独特の強い関係を持っている。たいていの場合は主人公の出自も武士階級と少なからぬ関係を持っている。
    展開される具体的な話はどれも似たり寄ったりです。そう人間のやることなんてフリルと装飾を除いてしまうと変わることはあまりないのです。もっとも舞台が江戸時代ですから、時代背景は違っていますが。似たような事件が持ち上がり、あるものは解決され、あるものは不幸な結末を迎える。そして季節はめぐり、繰り返されていく。その中でいつもかわらないのが主人公とその取り巻きたちの姿が永遠の「理想郷」なのです。というわけで、読者はシリーズごとに若干異なる、今は亡きディテールが醸し出す雰囲気を味わうのが楽しみ方のようです。しかし考えてみれば、江戸の後期の京都を、このような今はもう存在しない様々な「職業」の主人公を造形し、ほぼ同時(90年代後半から2000年代前半)に描き始めた著者、その着眼点はユニークです。ただもう少しこの時代の京都という時代が深く描かれたらもう少し深みが出たのにな。
    祇園社神灯事件簿 奇妙な刺客 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:祇園社神灯事件簿 奇妙な刺客 (徳間文庫)より
    4198934150
    No.4:
    (4pt)

    京都言葉でもう一つ馴染みませんが、筋が面白いと思います。

    変った時代背景で京都を主にしていますのが今までに無い戸惑いを覚えました。完読をしていませんが変った時代物との感じを持ちました。
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    4198934150
    No.3:
    (3pt)

    面白いけど、辛い?

    前回、陰陽師の話がおもしろかったので、借りてみました。

    舞台は江戸時代の京都。祇園社の神灯目付の頼助が世のため人のため活躍する話(笑)。

    少し読んでいて苦痛でした。何が苦痛なのかがよく分からないのですが。

    説明くさいのかな?面白いはずなんだけれど、人に血が通ってないというか。

    これも続きがあるみたいなので、次を読んでみたいとは思います。

    話が成長しているのかどうかが知りたくて。

    面白みという部分ではちょっと欠けるかな?
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    No.2:
    (5pt)

    シリーズの今後が楽しみ!

    同著者の『公事宿事件書留帳』が好きで、ほかのシリーズものにも手を出した。
    主人公の頼助と、前述の『公事宿』ものの菊太郎とにはいろいろと似通った雰囲気があり、
    読む人によってはそこがネックになってしまうかもしれない。
    しかし公事宿者の雰囲気が好きな私にとっては、そこがまた入り込みやすくもあり、気に入った点でもあった。
    当時の京に於いて重要な役割を持っていた機関に焦点をあてて描かれているので、
    そこらあたりもまた共通するとはいえ、かたや『公事宿』、かたや『神灯目付役』が軸になり、
    物語は全く異なったものになっている。
    本シリーズで活躍する『神灯目付役』である頼助はじめ、彼を助ける相役の孫市や後見人の惣十郎は、
    それぞれ一筋縄ではいかない剣術の名手でありながら温和で情に厚い。
    町方とは基本的にかかわりがない彼らが、守らなくてはならない祇園社のため独自に
    事件を解決していく手腕には、どちらかというと隠密的なものがあって少々暗い雰囲気もある。
    しかし事件が街中で起こる様々なものだけに、殺人などの重い題材よりちょっとした
    『怪事』や『いざこざ』が多いので、読後感は重くなく、さらりとしている。
    シリーズの続きが待ち遠しい。
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    No.1:
    (3pt)

    似ているような、そうでないような。

    鯉屋居候の菊太郎と、頼助をどうも比較してしまう。
    時代背景が似ている。公家と武家の違いはあるけれど。
    生い立ちが複雑なところ、事件が起こった際の立ち回り方。
    頼助のほうが若く、世慣れていない感じを少々受けるので(特に女性に対しては)、どう変わっていくのか、興味がある。
    公事に首を突っ込む菊太郎と決定的に違うのは、町方と関わりをもたない祇園社の人間であること。
    事件の決着の付け方が、違う。
    お白州に出して白黒つけるというでない、影で処理される事件があるというのなら、頼助のような立場の者が的確だろう。
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