神楽坂愛里の実験ノート4 リケジョの出会いと破滅の芽
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タイトルがものものしいので、3巻を超える重い内容を想像していたのですが、読了後はどこかホッとしました。小さな探偵さんとのやりとりを交えながらの推理が多かったので、次へ次へとページをめくる手が止まらない一冊です。 前巻までに実験動物の全滅・友人の怪我・誘拐などと多種多様なピンチに巻き込まれて来た颯太君ですが、恋愛面でもまた新たなライバルが現れます。4巻を通して愛里ちゃんとの距離が縮まったり、離れたり。非常に読んでいてじれったいのですが、颯太君の上位互換とも言える強敵の出現によってこの先2人の関係がどうなるのか非常に興味深いです。 恋愛において「自分が相手にとって釣り合うか」という視点は前提として相手のことを尊敬していなければ出ない発想です。しかし、大事な視点であると私は感じます。 前を進む人に手放しで「応援する」というのは簡単ですが、前を進む人が身近であればあるほど、「そう言う自分はどうなんだ」と自分を省みざるを得ないでしょう。(自分はそちら側の人間ではないとスッパリと割り切れれば別ですが)。 自分が頑張らなければ同じ目線に立つことすらできない相手に対しては、やはり努力で追いつかねばならないはず。 ではどこへ向かって颯太君は努力するのか。このシリーズを通して愛里ちゃんは夢への想いを強固にしていきますが、ここまでゆるふわ気味できた颯太君は夢を手に入れられるのか。颯太君は実は東央大学に入れるだけの実力を持っていて、尚且つテストも乗り越えられたのでやれば出来る男です。彼が彼の夢をどう解釈して愛里ちゃんにアプローチしていくのか、楽しみですね。颯太君大活躍の予感しかしません。 続きを早く書いて欲しいラストです。2019年に1巻〜3巻、今年が4巻ということなので、来年に5巻が読めるかもしれませんね。応援しています。 P.S. 一読者としては甲斐先生があまりにも報われないのでどこかで出番があると嬉しいです。 | ||||
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