死せる少女たちの家
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ある地方の町で少女が失踪しやがて・・・という粗筋のサイコサスペンス。と書くとありきたりなサイコスリラーを思い浮かべそうですし、実際そういう部分もありますが、解説で豊崎氏が触れられている通り、事件から派生する共同体の崩壊に重点が置かれているところにこの小説で著者のドビンズが書きたかった本質のように思いました。人種、ジェンダー等「普通」と違うでけで蔑視されたり疑われたり、お互いが知り合いで仲の良かった関係が破綻したり、共同体が本来持っていなければならない互助精神が失われていることへの警鐘の為に敢えてこういう小説を書きたかったのではと思いもしたが穿ちすぎでしょうか。傾向はことなりますが、カード「消えた少年たち」やタート「シークレット・ヒストリー」を思い出しました。サイコスリラーとしてはまぁまぁの部分もありますが、やはり面白いし上記のような理由から結構重要な作品に思います。 | ||||
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