ピュグマリオンは種を蒔く



※タグの編集はログイン後行えます

【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

0.00pt (10max) / 0件

0.00pt (10max) / 0件

Amazon平均点

4.00pt ( 5max) / 1件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
5pt
サイト内ランク []-
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

0.00pt

0.00pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)-
分類

長編小説

閲覧回数1,491回
お気に入りにされた回数0
読書済みに登録された回数0

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

ピュグマリオンは種を蒔く (ジャンプジェイブックスDIGITAL)

-1年11月30日 ピュグマリオンは種を蒔く (ジャンプジェイブックスDIGITAL)

豆崎空也は元同級生の入瀬ミサキへの恋を引きずる浪人生。ミサキが失踪したことを知り、行方を探ろうとした空也は、手がかりを握る花売りの少女を見つけだしたが、少女から示されたのは、真実と、おぞましい取引だった。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

ピュグマリオンは種を蒔くの総合評価:8.00/10点レビュー 1件。-ランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

現在レビューがありません


※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.1:
(4pt)

面白いが、惜しい

脳を苗床にし、人の血肉によって成長して、脳の持ち主をそっくりコピーする魔性の植物・シシクイバナ。恋した少女をよみがえらせるため、主人公が凶行に走るホラーですが、とにかくこの「シシクイバナ」の設定がよく出来ていて、うならされました。
死者蘇生とカニバリズムの物語であり、シシクイバナに仮託された人類の悪性など、読んでいて引き込まれるくだりも幾度もありました。しかし、同時にもったいなくも思います。
本作は2016年、ジャンプホラー小説大賞銅賞を受賞した作品で、noteのJUMP j BOOKSアカウントの記事(2021年11月22日)では「これまでで一番怖かった」「あの作品くらい怖さの筆力を研いでいる人はまだ出てきていない」と絶賛されており、期待して読んだのですが……正直「この程度で?」と首を傾げてしまいました。「応募作品の中でも、グロとかスプラッターに向かっている作品に関しては及ばない」とも言われていましたが、生首をただ生首、と説明してハイ終わりなど、作中のグロ描写はどちらかというと淡泊な印象です。起きていること事態は確かにおぞましいのですが……。
また、ある人物が実はエド・ゲインばりの猟奇殺人鬼だったことが判明するくだりでは、物語としての必然性も薄く、単にショッキングに装飾しようとして安っぽさが際立って感じられました。その属性を振るなら、他に良さそうな人物がいたのですが……。
主人公と母の関係に隠された秘密については、余人に語られるよりは主人公の主観や彼からの語りで見たかったし、主人公が――という落ちは、彼が再び――という場面まで見たかったけれど、その前に終わってしまったのも残念です。中心の設定であるシシクイバナは本当によく出来ていて、つくづく惜しい作品でした。
ピュグマリオンは種を蒔く (ジャンプジェイブックスDIGITAL)Amazon書評・レビュー:ピュグマリオンは種を蒔く (ジャンプジェイブックスDIGITAL)より
B01N1ERAC1



その他、Amazon書評・レビューが 1件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク