ほんの小さな殺人



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    初公開日(参考)1999年01月
    分類

    長編小説

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    ほんの小さな殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

    1999年01月01日 ほんの小さな殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

    後悔なんかしてないわ。夫を殺した日から、わたしの本当の人生が始まったのだから。小さな町で暮らすボニータ・フェイは横暴な夫に耐えかね、山頂で夫を射殺してしまった。事件の後、彼女は長年の憧れのパリを訪れ、そこでハンサムな青年と出会って友情を深めていく。が、やがて穏やかな日々に暗い影を落とす事件が…ロマンティックで少しせつない、自己再生を賭けた一人の女性の物語。(「BOOK」データベースより)




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    No.1:
    (5pt)

    作者も主人公も只者じゃない!

    不思議な余韻がいつまでも残る作品です。
    一体主人公は素直なのかしたたかなのか、厚顔なのか臆病さを必死で克服しようとしているのか、愛情深いのか自己満足屋なのか、本当は後悔しているのかいないのか、ラストシーンのその後はどうなるのか…読み終えた後もずっと悩まされます。
    それが作者の狙いなのだとしたら、お見事、と言う他ありません。語りも巧みです。犯行後の人生を主人公の一人称で淡々と綴っているだけのようでいて、読者はいつの間にか、親友の手紙か日記でも読んでいるような気にさせられ、小柄で非力な〈友達〉が、暴力的な抑圧者から逃れるには仕方なかったのよね、根は優しい人だから耐えられなかったのよね、でもその後、夫や子供や友人達をちゃんと幸せにしてあげてるじゃないの、みんな満足しているんだから、バレなくてよかったのよ…なんて思わせられてしまうのですから。
    最後はとても逃亡シーンとは思えない穏やかな終わり方で、本を閉じてから、あれ…? と思わせてくれちゃうのだから、上手いですよね。
    この人の本、これ一冊しか翻訳されていないらしいのが残念です。
    ほんの小さな殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:ほんの小さな殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
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