危険なささやき
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盲目の一人娘が音信不通という老婆の相談から始まった私立探偵の冒険は、最初は第二次大戦中のレジスタンス時代に端を発した現大物の過去暴きかと思われましたが、モチーフが転々として新興宗教に行きつく一貫性のなさなど、ロマン・フィユトンの伝統に根付くフレンチ・ミステリーらしいと苦笑を禁じ得ません。ですが、これがフレンチ流ですから・・・・そう割り切って読めば、わずか240ページの短いストーリーに詰め込んだ要素の多さは特筆ものです。 酸鼻を極めるラストの殺し合いも、読みようによってはやくざ映画を思わせるある種の美しさを感じさせる絵柄。全体としては出来はあまりよくはないけれど、ロマン・ノワールのひとつの成果として、フランス基準で評価したい。 アメリカ・ハードボイルド黎明期でも似たような雰囲気の小説はあり、ラウル・ホイットフィールドの「ハリウッド・ボウルの殺人」を連想させます。 | ||||
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アラン・ドロン主演映画「危険なささやき」の原作本です。 細かな設定は映画とはだいぶ異なりますが、話の展開は大体合っています。 しかし、マンシェットの作品のアクとも言える、頭のネジが外れたサブキャラはムードをぶち壊す邪魔な存在でしかありません。 だから、ドロン自身のプロモーションビデオ化した映画版の方が原作のアクを抜き、鑑賞に堪えられるものだと思います。 | ||||
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