ジェイムズ・ジョイスの殺人



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初公開日(参考)1988年01月
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長編小説

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ジェイムズ・ジョイスの殺人 (海外ミステリー)

1988年01月31日 ジェイムズ・ジョイスの殺人 (海外ミステリー)

ニューヨークの大学で英文学を教えるケイト・ファンズラーは知的で魅力的な30代女性。ある夏ケイトは、高校時代の同級生に頼まれ、その友人の死んだ父親が生前J・ジョイスやD・H・ロレンスらと交わした手紙や書類を整理しに、保養地として名高いパークシャーヒルズの山荘に赴く。数日後、事件が起きる。同行した甥のリオと家庭教師は毎朝早起きして空の拳銃を隣家に向けて撃っていたが、ある朝、空のはずの銃から弾が飛び出し、隣家のブラッドフォード夫人に命中、死なせてしまう。だれかが密かに銃に弾をこめていた。そしてその犯人は、甥たちの習慣と夫人が早朝いつも庭に出ることを知っていたのだ。ブラッドフォード夫人は嫌われ者ではあったが、殺されねばならないほどの理由があったのだろうか。 (「BOOK」データベースより)




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No.1:
(3pt)

当意即妙のユーモアで語られる殺人喜劇

海外旅行に出た兄夫婦から男の子を預かり、教え子の大学院生を家庭教師に田舎での休暇に出たケイト・ファンズラー女史は、その大学院生が起こした射殺事件の渦中に嵌ってしまいます。状況は、あらゆる人から嫌われていたあせっかい婦人を射撃の的に見立てて男の子と遊んでいたある日、なぜか銃に実弾が込められていて、本当に射殺してしまったというもの。婦人は確かに嫌われてはいたが、こうしたしかけで殺そうと考える人がいるほどの害人ではなかったはずだが・・・。
 と、パズラー風の謎とその解明はありますが、肝はそこにはなく、作者が注力しているのは、作品の90%を占めるほどの会話です。当意即妙のユーモラスな会話で語られる殺人喜劇。ミステリ史に付け加えるものは何もないけれど、テンポが良くて陽気でウィットに富んだ登場人物同士のかけあいで話が進んでいくスタイルはアメリカの探偵ドラマのよう、そういう人気があったのでしょう。
 この作では、シリーズ探偵であるケイトに替わって、その永遠の求婚者リード地方検事が真犯人を言い当てます。このふたりにはずっと結婚せずに、この微妙な関係を続けていってほしいものです。
ジェイムズ・ジョイスの殺人 (海外ミステリー)Amazon書評・レビュー:ジェイムズ・ジョイスの殺人 (海外ミステリー)より
4062036061



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