九回裏の栄光
- 放火 (195)
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アメリカのマイナー・リーグを取材していた記者が、選手の殺人事件を捜査するが・・・というお話。 アメリカの野球というと、メジャーで体育会系で、陽性で、いかにもヤンキーの人がやりそうな明るい題材に思いますが、本書の場合はマイナー・リーグが舞台という事でなのか、野球界の暗い部分に光を当てた様な、やや暗めで内省的な体育会系とは一味違うノワール風の作品になっております。この暗さが評価の分かれ目になりそうですが、個人的にはそこが本書の読み所になっている様で、最後の終わり方なども後味の悪い感じの幕切れでそこが良いと思いました。 ただ、どうしても野球を扱わないといけない必然性が少々足りない様にも感じたので、もうちょっとそこいら辺の工夫が必要にも感じました。まぁ別にいいですけど。 著者はこれでMWA賞の候補になったそうで、それだけの技量のあるのは、本書を読んで納得出来るので、時間が経って少し古くなった今読んでも面白い作品だと思いました。 MWA賞候補になったという野球ミステリの力作。機会があったら是非。 | ||||
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