深夜の張り込み
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The Night Watch(1952年) 警察小説の元祖といわれるローレンス・トリートの「被害者のV」は1945年刊。それよりは遅いとはいえ、悪徳警官を描いたマッギヴァーンの「殺人のためのバッジ」を追って その1年後に出た本作は、悪徳警官小説のバリエーションに新たな一コマを付け加えることになりました。 銀行やぶりグループの一人を張り込むことになった3人の刑事のひとりシェリダンが、強奪金に目がくらみ、着服しようと画策します。相棒の刑事エイハーンをだまして利用し 強奪犯を射殺すると、そいつのクルマ(派手な緑のビュイックコンバーチブル)のトランクに死体と金を放り込み、知らんふりを決め込む。しかし様子が変なのに気づいたマコーリスター刑事と上司のエックストロム警部は、徐々にシェリダンを疑い始める。シェリダンは、彼のアリバイを打ち崩す証言ができる看護婦ジェーンを狙いつつ、クルマごと金を持ち逃げしようとするが、利用されたことに気づいたエイハーンに邪魔され、彼を撃って逃走する。 3人称他視点でそれぞれの登場人物ごとに内心の葛藤を描き出していますが、文庫230ページあまりでは現在の性格や行動に至った過去のエピソードなどは盛り込めませんので、現代の濃厚描写な大作と比べてあっさりしすぎる感は否めません。しかし当時の標準的なアクション小説はだいたいこのような長さでしたし、それがかえって物語にスピード感を与えていたとも言えます。私個人は、脇目もふらず一直線に事件が進行し収束するタイプのミステリが好きなので、ほかの方々より少し採点が甘くなりました(^_-)-☆ | ||||
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