ラヴィン・ザ・キューブ
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ロボット産業が盛んになった近未来を舞台に、メーカーの事務系女性社員の主人公が、高度な人型アンドロイドを開発する謎のプロジェクトに巻き込まれていく。 冒頭、新型ロボットのお披露目当日になって生産ラインの問題が発覚。 そこから生産管理部の主人公が、工場の男性社員を相手に一歩も引かず納期を守り通す描写からして圧巻です。 映画であれば、冒頭10分でがっちり読者のハートを掴んだようなもの。 SFでありながら、メーカーという会社組織の描写は実にリアルで、優れたはたらきもの小説でもあります。 社会人であれば男社会の中で必死に働く主人公に共感する人も多いはず。 それでいて男性的な企業小説とは一線を画す繊細な筆致で、主人公の依奈をはじめとする個性的なキャラクターたちも魅力的です。 男女を問わずおすすめできるSF小説だと思います。 | ||||
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第9回小松左京賞受賞作品 人に類似した究極のアンドロイドを造るプロジェクトを描いた作品 ビジネスシーンの描写も多く、SFファンだけでは無く、一般読者にもオススメできる内容だと思う マシーンに対する想い(愛)や工業メーカーを舞台にしているところ等、小川一水氏に通じるものがあるように感じた | ||||
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第9回小松左京賞受賞作。「もり みくれ」と読むそうだが、性別さえも知らない作者の作品。 小松左京賞受賞作だからというより。題材がアンドロイドものだってことで読んでみたが。ものずごく面白い。 設定としては40年後ぐらいの近未来で、ヒト型のアンドロイドサック性プロジェクトに女性主人公が加わるというところから始まる。 そのプロジェクトのリーダーとして彼女が奮戦していくところがストーリーの中心だけど、重要なのはそのアンドロイドの作成に魂をこめるエンジニアとの関係。ここのところがなかなか良く書けていて、読ませる。 長編小説だけど、あまり長くないのが残念。もっと膨らませれば、もっと読みごたえがある作品になっただろう。次作が楽しみの作家だ。 | ||||
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