ラヴィン・ザ・キューブ



※タグの編集はログイン後行えます

【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

0.00pt (10max) / 0件

0.00pt (10max) / 0件

Amazon平均点

4.33pt ( 5max) / 3件

楽天平均点

0.00pt ( 5max) / 0件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
0pt
サイト内ランク []-
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

0.00pt

0.00pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2009年01月
分類

長編小説

閲覧回数955回
お気に入りにされた回数0
読書済みに登録された回数0

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

ラヴィン・ザ・キューブ

2009年01月31日 ラヴィン・ザ・キューブ

認知症を患った父親の為に、工業デザイナーへの道を断たれた水沢依奈はロボットメーカーに就職し、介護をこなしながら功績をあげていたが、突然の異動で特装機体開発室の秘書を命じられる。人事に不満を持つ依奈を悩ませたのは、室長である佐原シンという分裂病質の悪名高いロボット工学者。アリーという認知行動研究用アンドロイドを秘書として置いている佐原は人間の補佐を拒み依奈を追い出そうとするが、依奈は自分の異動の理由が会社が受注したアンドロイド10体の製造管理だと役員に告げられる。依奈は、納期遵守のエキスパートとして、佐原の作る「ロボット」の秘書となった。実はそれは兵器であったのだ…。だが、佐原だけはルックスのみに不満を募らせていた。生産工学の観点から相容れない要素である造形芸術(アート)と理論の追求(エンジニアリング)。理論の追求よりも造形を優先する佐原は、結果的に機械の物理的な限界まで技術と才能で飛び越えてしまう。それこそが佐原が天才と呼ばれる所似だった。製品の引き渡しの際、機体の起動をする権限者に佐原は依奈を選び、その解除コードを与える。解除コードは不思議な3つの記号『$◇a(エスバレー・ポワンソン・プティタ)』で構成されていた。佐原がコードに込めた、意味とは果たして何なのか?第9回小松左京賞受賞作品。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

ラヴィン・ザ・キューブの総合評価:8.67/10点レビュー 3件。-ランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

現在レビューがありません


※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.3:
(4pt)

はたらきもの

ロボット産業が盛んになった近未来を舞台に、メーカーの事務系女性社員の主人公が、高度な人型アンドロイドを開発する謎のプロジェクトに巻き込まれていく。

冒頭、新型ロボットのお披露目当日になって生産ラインの問題が発覚。
そこから生産管理部の主人公が、工場の男性社員を相手に一歩も引かず納期を守り通す描写からして圧巻です。
映画であれば、冒頭10分でがっちり読者のハートを掴んだようなもの。

SFでありながら、メーカーという会社組織の描写は実にリアルで、優れたはたらきもの小説でもあります。
社会人であれば男社会の中で必死に働く主人公に共感する人も多いはず。

それでいて男性的な企業小説とは一線を画す繊細な筆致で、主人公の依奈をはじめとする個性的なキャラクターたちも魅力的です。

男女を問わずおすすめできるSF小説だと思います。
ラヴィン・ザ・キューブAmazon書評・レビュー:ラヴィン・ザ・キューブより
4758411301
No.2:
(4pt)

マシーンに対する愛

第9回小松左京賞受賞作品

人に類似した究極のアンドロイドを造るプロジェクトを描いた作品

ビジネスシーンの描写も多く、SFファンだけでは無く、一般読者にもオススメできる内容だと思う

マシーンに対する想い(愛)や工業メーカーを舞台にしているところ等、小川一水氏に通じるものがあるように感じた
ラヴィン・ザ・キューブAmazon書評・レビュー:ラヴィン・ザ・キューブより
4758411301
No.1:
(5pt)

期待の新人登場

第9回小松左京賞受賞作。「もり みくれ」と読むそうだが、性別さえも知らない作者の作品。

小松左京賞受賞作だからというより。題材がアンドロイドものだってことで読んでみたが。ものずごく面白い。

設定としては40年後ぐらいの近未来で、ヒト型のアンドロイドサック性プロジェクトに女性主人公が加わるというところから始まる。
そのプロジェクトのリーダーとして彼女が奮戦していくところがストーリーの中心だけど、重要なのはそのアンドロイドの作成に魂をこめるエンジニアとの関係。ここのところがなかなか良く書けていて、読ませる。

長編小説だけど、あまり長くないのが残念。もっと膨らませれば、もっと読みごたえがある作品になっただろう。次作が楽しみの作家だ。
ラヴィン・ザ・キューブAmazon書評・レビュー:ラヴィン・ザ・キューブより
4758411301



その他、Amazon書評・レビューが 3件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク