フィッシャーを殺せ
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主人公の男はロンドンの平凡な会社員。妻子もあるこのごく普通の男には、かつて東欧圏某国で諜報活動をしていたという隠すべき過去があった。でも、それは12年も前の事で今は別人として生まれ変わりささやかな人生を歩んでいたのだったのだが、かつての祖国からの追っ手が彼を抹殺しようと突然に手を伸ばしてきた。彼は逃げ回る羽目になるのだが、もはや自分と家族を守る為にも打開策である反撃のアイデアをなんとか思いつくしか残された方法が無かった。 最初から最後まで主人公の男が逃げ回るというストーリー。その奇想天外な逃亡劇がスリリングな面白さを生み、読み出したらもう止まらなくなる。 凄いのは、自分の正体を怪しまれないように逃亡中でも会社へちゃんと出社するという、そこまで考えなければならない主人公の立場。誰もいない深夜の会社内で隠れたりする苦労。とにかくこの同情すべき主人公の敵の裏をかきながらの逃亡劇はまさに天晴れ。最期のクライマックスの反撃も上手いアイデアで、読後の爽快感は最高。 | ||||
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