ラット・キング



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初公開日(参考)1992年11月
分類

長編小説

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ラット・キング (新潮文庫)

1992年11月30日 ラット・キング (新潮文庫)

イタリア有数の富豪ミレッティ誘拐事件を担当するのは、モロ誘拐事件捜査の不正を嗅ぎつけて左遷されたゼン警視。ミレッティ家の長男、次男、その秘書、娘、その夫、末息子と、クセモノぞろいで、各々事件に関与した疑いが濃く、陰湿な足の引っ張りあいのさなか、弁護士が殺害された。もつれた謎を解きほぐすゼンの手腕と人間味を、皮肉で苦味のきいたタッチで綴る傑作犯罪小説。 (「BOOK」データベースより)




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No.1:
(5pt)

この当時のイタリア事情が判る犯罪小説の傑作

イタリアの富豪が誘拐され・・・というお話。

誘拐事件そのものの推理もありますが、そこから起こる大富豪一族の波紋やこの頃のイタリアの政治、国内事情などを焦点とした犯罪小説(エルモア・レナード・タイプの物ではなくジュリアン・シモンズが提唱したタイプ)として楽しめました。人間関係が錯綜しますが、よく読むとその人間くさい部分が読み応えのある作品にしている印象を持ちました。

一時期のイタリアが政治的に揉めて、首相が誘拐されて殺害されるという世界史でも珍しい様な事件も起きたそうで、その誘拐事件で失脚した主人公のキャラが陰影深く描写されていてこちらも読み所となっております。

どこにも書いてありませんが、たしかCWA賞ももらった記憶があり(多分:違ったらすいません)今少し時間が経ちましたが、読んで面白かったです。

このディディンという人は一時期大型新人として期待されましたが、最近あまり名前を聞かなくなってしまった感じで、まだ存命で創作を続けているなら翻訳して頂きたいです。

この当時のイタリア事情が判る傑作犯罪小説。是非ご一読を。
ラット・キング (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ラット・キング (新潮文庫)より
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