カメレオン
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ある新聞記者が社主から依頼を受け・・・という発端のサスペンス。 この発端からやがて世界各地でテロが発生、その後日本で様々な教育を受け凄腕のヒット・マンになった男が登場し、更に石油を巡る陰謀に辿りつき・・・と物凄く紆余曲折しながら最後に一点に向けて収斂していく物語で、特に読みどころは色々な組織から依頼を受けて暗躍していく殺し屋たちのテロ活動や日本で秘儀を体得した本当の主人公の活劇場面ではないかと思いました。日本のシーンも(訳者あとがきによると訳者が手を加えた所もあるそうですが)かなり正確で読んでいてとても面白いものでした。ここで主人公が極めたという秘術が本物かどうかは浅学にしてよく判りませんが、日本人が読んでも楽しめるものでした。 ただ、発表された年を考えるとトレヴェニアンが「シブミ」を発表してベストセラーになった頃のようなので、この著者のディールもかなり影響されたと考えても差し支えなく感じ、「シブミ」のエピゴーネンの感は否めませんでした。もっともそれでも物語として面白ければ悪くはないとも思えますが・・・。 取り敢えず、サスペンスの様々な要素をシャッフルして娯楽に徹した、石油を巡る謀略スリラーとしては読んで損のない作品でした。 | ||||
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